お泊りWANKO  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

ぬいちゃんとワンコ


この間、小さなワンコさんが1日だけお泊りしていました。
その子はとってもフレンドリーで、どうやらわたしのことを気に入ったようでした。
わたしについて回ってお尻をしきりとクンクンし、口元もクンクンし
小さな手を前にそろえてお尻をプリッとさせて「遊ぼ!」と誘いました。




わたしは困ってしまいました。
遊びたい気分ではありませんでしたし、それ以前に・・・、
今はわたしの家であるこのお家に、新しいワンコさんがいるという事態を
どう受け止めればいいのか、わかりませんでした。




お姉ちゃん(ラブラドール)とお兄ちゃん(Mシュナ)はワンコさんを無視していました。
それはそれは完璧な無視で、よくもそんなことができることだと、わたしは少し感心しました。
わたしはそのように無視することはできず、かと言って一緒に遊んだり
くっついて寝るような気持にもなれず、ただただ困っていました。



ワンコさんがすごくしつこくした訳ではありませんし、
ましてやわたしに意地悪なことをした訳ではけっしてありませんでした。
でも、わたしはすっかりまいっていました。

そしてワンコさんが去った日から2日間、わたしは完全にまいっていました。
気分はどんより、お腹はピーピーのゲロゲロ・・・。何もする気になりませんでした。
おばちゃん曰く、わたしはこの世の終わりのような顔をしていたそうです。

3日目には気分は持ち直し、持ち直してみれば特に体に悪いところはないのだと気づき
これまで通り、のんきに元気に楽しくやっています。




****預かりおばちゃんより****

愛護センターから引き出したテリアミックスの女の子(推定2歳・仮名ブリ)がわが家に1泊しました。
犬がやって来てそのうち去っていくことに慣れている先住犬たちは
新入りを上手に無視することができるようになっています。
おばちゃんも、先住犬たちがどういうタイプの犬が苦手なのか
どういうことをされるのが嫌なのかわかっているつもりです。

ぬいちゃんは肝が太く、明るく、穏やかで寛容な子だと思っていました。
だからぬいちゃんよりも若くて小さい新入りがいても、大して気にしないだろうと勘違いしていました。

ブリちゃんはひどくしつこかった訳ではありません。少々しつこいかな?という程度でしたし
先住犬が「ワン!」と一声叱れば、すっと退く分別はきちんと持っていました。
しかしぬいちゃんは叱れないどころか、断れず逃げられず、ただただ困った顔するのみでした。

おばちゃんはフレンドリーなブリちゃんと、困っているぬいちゃんの様子が微笑ましくて
ニコニコしながら写真を撮ったりしていました。
おばちゃんが一緒にいられない時にはブリちゃんはバリケンに入ってもらっていましたし
お散歩は別々でしたから、ぬいちゃんが困っていた時間はそんなに長くありません。
だからまさかぬいちゃんがそんなに参っていたとは思いもしませんでした。

ぬいちゃんは翌日から2日間、暗い顔をして、食べては吐き、飲んでは吐き、ぐったりしていました。

ぬいちゃんは確かに些細なことを気にしない肝の太い子ですし、普段は明るく穏やかで寛容な子です。
でもぬいちゃんにとって何が些細なことなのか、何が重大なことなのか、もっとよく考えなくてはいけませんでした。
おばちゃん、大反省中。

でも2日間、ゲロゲロ処理が相当大変でしたので、罰は受けてるかも〜・・・反省が足りないようですね。


さて、最後にブリちゃんについて・・・




一言で言うなら、めちゃくちゃかわいい!
もっと言うなら、すごく活発!とても健康!性格ハナマル!聞き分け良し!おトイレ完璧!人もワンコもOK!・・・という
二拍子も三拍子もそろった良い子ちゃんです。
ぬいちゃん共々、どうぞよろしく!!
2013年08月31日(土) No.330

ぬいちゃんとワンコ


先日のことです。
シャンプーを終えたお姉ちゃんが、一人で大いに盛り上がり
クルクル回ったり、ワフワフ言ったりして暴れていました。



わたしは浮かれたお姉ちゃん、つまりいつもよりさらに乱暴なお姉ちゃんとは
かかわり合いたくなかったので、隅っこの方に避難しました。
しかし、お姉ちゃんはどうやら浮かれ気分をわたしと分かち合いたかったようで
わたしについて回り、さらに体当たりなどをするので、すごく困りました。

困るのはお姉ちゃんだけではありませんでした。
浮かれたことが大嫌いな怒りん坊兄ちゃんも、案の定プリプリ怒りながらやってきたのです。



浮かれて暴れているのはお姉ちゃんなのに・・・



お兄ちゃんはなぜかわたしに怒るのです。
わたしのことを押さえつけ「黙らんか!けしからん!」」とか言いました。
わたしは小さくなって静かにしていたというのに、とんだとばっちりです。
理不尽です。
やり切れません。

お兄ちゃんはひとしきり怒った後、体をブルブルさせて自分を落ち着かせていました。



そんなお兄ちゃんが少し不憫になり、わたしは見守ってあげました。



****預かりおばちゃんより****

お盆休みで家にいた預かりおじちゃんに、先住犬を任せている間
おばちゃんはぬいちゃんだけのお世話をすることができました。
先住犬が散歩でいない時、ぬいちゃんと激しく遊ぼうと誘ったのですが
普段はすぐよく弾けるぬいちゃんのテンションがなかなか上がりませんでした。
遊ぶより、甘えたい。
じっくり語り合いたいとでも言うような感じで
「おもちゃなんか置いて、撫でてよぉ」と頭を押し付けてきました。
それから、足ふきやブラッシングなども、先住犬がいないと
ほとんど抵抗することなく、弾けることなく、おとなしくさせてくれました。

ぬいちゃんには、若くて弾けやすい面も確かにありますが
先住犬が2頭いるという環境の影響がかなり大きいのではないかと感じました。
体を抑え込まれるのが嫌で暴れるのは、単に嫌だというだけでなく
抑え込まれている間に、先住犬に何かされるのでは?という不安があったのかな、とか。
また、ぬいちゃんのテンションが少しでも上がれば、先住犬は敏感に察知して
止めようとしたり、一緒に弾けようとするから、
それでますますぬいちゃんのテンションも上がったのかな、とか。

短いお盆休みの間の、ほんの少しの時間のことなので、確かなことは言えませんが
一人っ子になったぬいちゃんは、普段よりもずっと落ち着いていました。
先住犬のあるなし、または先住犬の犬種や年や性別などによって
ぬいちゃんはいろいろな顔を見せてくれるのかもしれません。




2013年08月19日(月) No.329

ぬいちゃんとワンコ


この家にはワンコが2ついます。



お姉ちゃんは11歳で体重29キロ(ちょいおデブ)。
わたしは最初、このお姉ちゃんがちょっと怖かったです。
黒くて大きくて動きが乱暴だからです。
でもお姉ちゃんは平和主義だということがわかったので、もう怖くはありません。



でもわたしはお姉ちゃんにはかなり遠慮して、常にその動向をうかがっています。
お姉ちゃんの通る道を邪魔しないように気を付けていますし
お姉ちゃんのベッドであるソファには上がりませんし
お姉ちゃんにおもちゃをよこせと言われれば、すぐに譲りますし
布好きなわたしですが、お姉ちゃんが身に着けているバンダナなどをかじったりはしません。
わたしは良い妹に徹しています。


さて、もう1つのワンコ、お兄ちゃんは9歳で体重8キロです。
ご近所でも有名なヘタレで、その癖ひどく怒りっぽく、さらにマザコンです。
わたしがおばちゃん相手にキャッキャと弾けると、マザコン兄ちゃんは怒って
わたしに跳びかかってきて、首の辺りを抑え込もうとします。

わたしは礼節を重んじる方で、特に年功の礼は尽くしたいと思っています。
しかし、このヘタレ兄ちゃんを敬うというのはなかなか大変なことです。

お兄ちゃんが怒れば、わたしは非常な努力をして「怖れ入りました」というような顔をしてみせます。
しかしわたしも人の子・・・ではなくて、犬の子。
たまにはやり返したくもなります。

やり返すと言っても、わたしも平和主義ですから、お兄ちゃんの首のあたりを
手でくっと抑えるような、パシっと叩くようなことをするだけです。
するとすぐにおばちゃんがきて、お兄ちゃんを守り、わたしを叱るので
けんかになるようなことはありません。
お兄ちゃんがますますマザコンになるだけです。



まぁ、そんなことはこれまで3回くらいあっただけで、あとは至って平和に
つかず離れずの良い関係を築いていると自負しています。


お姉ちゃんは特に順位というものを気にしていないようですが
わたしは年長者を立てるということを知っているので
玄関や門を出る時、わたしはかならずお姉ちゃんお兄ちゃんの後に従います。
ちなみに最後に出るのは、ワンコお世話係兼お手伝いさんのおばちゃんです。
これは使用人ですから、序列に加える必要はないでしょう。


公道ではなく公園などでの自由行動では、もう無礼講です。



お姉ちゃんは我が道を行くという感じで、のんびり好きなように嗅ぎまわり
お兄ちゃんは他犬が嗅いでいるところに割り込むのが好きです。
わたしは、お姉ちゃんたちをちょっとは気にしつつも、フラフラします。

時々は3つの頭を寄せ合ってクンクンしたりもします。
けっこう楽しいです。


****預かりおばちゃんより****

まずは訂正。
ソファは先住犬のベッドではなく、家族みんなのソファです。
ぬいちゃんには「上がれ」とも「上がるな」とも言ったことはありませんが
何となく遠慮しているようで、これまで上がったことはありません。
それから、おばちゃんは使用人ではなく、この家のお母さんです!

ぬいちゃんは先住犬だけでなく、お散歩中に会うワンちゃんにも
礼儀正しく接することができます。
若い犬には活発に飛び跳ねて遊びたい様子を見せることもありますし
年老いて脚の弱った犬には、そっと優しく接しているように見えます。
敵意のある犬には、それがどんなに小さな犬でも、足早に通り過ぎ
かかわりを持ちたくないというような様子です。

相手次第でどのようにも接することができるようですが
すごく犬好きという訳でもなさそうです。
気が向いて気が合えば遊びたい気持ちになることもあるようですが
別にいないならいないでちっとも平気なようです。

わが家の先住犬ラブラドールもそうですが、
ぬいちゃんは人間を群れのリーダーというようには見ていないようです。
ぬいちゃんにとって、わが家のリーダーはラブラドールで
人間はもっと特別な存在、大好きで、面白くて、離れると辛くて、そしてちょっと怖いもの。
上手く言えませんが・・・
ぬいちゃんは穏やかな女の子で、器が大きく、自信があり、賢いので
自分を取り巻く環境を、冷静に鋭く理解しているのではないかなぁと思います。

・・・いずれにしろ、
リーダーシップなど少しも持ち合わせていないおばちゃんがお世話係でも
ぬいちゃんと先住犬、ぬいちゃんとおばちゃん、ぬいちゃんと他の家族が
とても良い関係を保っているのは、犬たちのおかげだと思っています。









2013年08月10日(土) No.328

ぬいちゃんの笑顔


ちょい悪なぬいちゃん?の「皮肉笑い」




気を遣うぬいちゃん?の「愛想笑い」




遊び疲れたぬいちゃんの「脱力笑い」




かわいいぬいちゃんの「にっこり笑い」



ぬいちゃんはいつもご機嫌さんで、明るい笑顔を惜しみなく見せてくれます。
2013年08月04日(日) No.327