お泊りＷＡＮＫＯ

んふっ・・・

はぁ～、極楽やの～ん♪
首とか肩とか背骨に沿ってクリクリしてもらうと
すぐに寝ちゃうのん・・・

もう本気でズーピーズーピー寝ちゃうのん・・・

恥ずちいから見ちゃ、やぁのん！

****預かりおばちゃんより****

わが家に来てしばらくは、体調はすこぶる悪く
人間に対する不信感と恐怖感で凝り固まっていましたので
てんてんがどのような性格であるのかわかりませんでした。

体調はかなり良くなり、お泊り１ヶ月を過ぎて
てんてんの本来の性格や性質が見えてきました。

まず第一に、てんてんは非常に愛情深い子です。
おばちゃんに心を開いた後には、常に惜しみなく開きっぱなしです。
全身全霊で必死になって「好きよ！あたちのことももっと好きになって！」と訴えています。
甘え方がわからず、ただただグイグイと体を寄せて
目にありったけの力を込めて見つめてくれます。

わが家には他に、おじちゃんとお姉ちゃんがいますが、
てんてんは今のところまだあまり興味がないようです。
もう怖がるような素振りは見られませんので
１人だけに尽くすタイプなのかもしれません。

次に、ちっとも神経質ではありません。
てんてんが暮らしていた過酷な環境では
神経質ではいられなかったということもあるのでしょうか
元々おっとりした子なのではないかと思います。
万事において「大体こんなもんなのん」という感じで考えているような気がします。

第３に、犬には興味がないようです。
わが家には大きな黒い犬（ラブラドール）がいますが
怖がるどころか、全く気にならないようで踏んづけて歩いています。
同じ犬種（Ｍ.シュナウザー）の♂もいますが
たまにチラッと見るだけで、全く興味はないようです。

ただ・・・
わが家に来た初日、ほとんど動かずにじっと立ったままだったてんてんが
わが家の先住シュナウザーが近づいた時に、はっとしたような顔をして
前脚をトントン踏み鳴らしながら「ワンワンワン」と大きな声で吠えました。
もしかして、繁殖犬だったであろうてんてんは、「元夫」を思い出したのかな？
吠えたのはその1回のみで、後はチラ見で無視、が続いています。

最後に、てんてんはとっても面白い子です。
本犬は笑わせようと思っているわけではもちろんないのでしょうが
絶妙のタイミングで「あぁぁぁぁ」とため息をついたり
驚いた時に四肢を思いっきり開いてコントみたいに跳んだり、などなど
1日に何度も笑わせてくれます。
愛すべき天然不思議ちゃんです。

この先、まだまだてんてんは変化していくと思います。
おもちゃに興味を示したり、人のやることをじっと見つめたりして
新しいことをどんどん覚えて、吸収している最中です。

もしかすると、将来はやんちゃで手を焼くなんてことになるかも？

あ、そうそう！
忘れていましたが、てんてんはＫＹ（空気が読めない）です。
おばちゃんのことを必死に見つめていますが
顔色を読むというようなことはしないようです（笑）。
先住犬たちのペースやルールに関しても全く興味がなく
流されることもなく、独自のペースでのんびりやっています。
そういうところもまた、面白いところです。

とにかくとってもかわいい子です！
懐いてくれているおばちゃんだけでなく
おじちゃんもお姉ちゃんも、てんてんの姿を見ると
顔がふにゃぁっとなってしまいます。

2011年09月25日（日） No.207

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