お泊りWANKO  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

善吉くんの変化 


****預かりおばちゃんより****

善吉くんが一番疑問に思っていること、不満に思っていることは、先住犬との関係です。

善吉くんは犬として健全な精神を持っていて、年長者を敬う、小さい者を労わるという心得を
きちんと備えているように見えます。
しかし自分より明らかに小さく弱いのに威張っている先住犬に対して、時々その心得が不確かになるようです。
またまだまだ甘えたい盛りで、おばちゃんを独占したい気持ちが抑えられないこともあるようです。



しかしわが家はまず先住犬あっての保護活動ですから、どうしても善吉くんには我慢してもらわなくてはいけません。
理屈も道理もなく、善吉くんは先住犬を怒らせてはいけないのです。
我が家にのさばっている、その理不尽なルールが善吉くんを混乱させてしまっているのではないかと思います。
家の中では有無を言わさず先住犬を優先していますから、外に出た時、つまりおばちゃんと2人きりになる散歩の時間が
善吉くんにとって有意義で楽しいものになるよう、心がけています。
同じ景色を眺め、時に話しながら(一方的ですけど)、毎日90分くらいは楽しく歩いています。

善吉くんは多頭飼いには向いていないように思いますが、それでもこうして・・・



狭い家の中でケンカせずに暮らしているのですから、本当に偉い子です。


正直に告白するならば、おばちゃんは馬鹿飼い主です。家の犬たちはあまりしつけがなっていません。
しかし先住犬とは長い付き合いで、お互いにここまではOKというようなことは了承済みで
調子に乗ってどんどん増長するということはありませんし、よそ様にご迷惑をおかけしなければ、
まぁ大概のことは飼い主一家が良しとすれば、それは良しなのではないかと思います。

そんな先住犬に挟まれて暮らしているのですから、善吉くんも大変です。
しかしよく頑張っています。
やはり善吉くんは非常に穏やかで素直な、性質の良いワンコです。
預かりおじちゃんとはよく「善吉が大人になったら、本当にいい男になるだろうね」と話しています。
今も楽しくて可愛い子ですが、将来はもっと楽しみな子です。


2015年01月28日(水) No.455

善吉くんの変化 


****預かりおばちゃんより****

大人になりつつある善吉くんが、日常生活においてガラリと変わったわけではありません。
8割くらいは今まで通りののんびり穏やかで、おっとり甘えん坊さんのままですし
変化した2割にしても、ひどく自己中心的になったり攻撃的になったわけではありません。
ただ少し、これまでの扱われ方に疑問を持ち自己主張してみるとか、少し抵抗してみるという程度のことです。
しかし小さな変化を見逃して放置しておけば、大きくて力の強い善吉くんが
「全く手に負えない」となる場合もあり得ると考え、生活全般を見直し、接し方を変えました。





実は当たり前のことばかりなのですが、これまで「保護当時よりずっと良い子になったから」、
「まだ子どもだから」、「先住犬を優先していてかわいそうだから」という言い訳をして
おばちゃんは怠慢と自己満足から、善吉くんへの対応が甘くなっていました。


具体的に変えたことは・・・
1)いい訳は一切禁止、一度決めたダメなことはダメ!と徹底する。
  健気な様子にほだされず、可愛いオメメに惑わされず、
  時間がなくて許してしまう方が早いと思っても、徹底してダメ。

2)やたらに撫でない
  側にくるたび、目が合うたび、気が向くたびに「いい子いい子」ナデナデ・・・とやっていましたが
  何か良いことをした後にだけ褒めて、撫でることにしました。
  そのかわり、呼んだら来た、いたずらを我慢した、先住犬に遠慮した、など些細なことでも盛大に褒めています。

3)これまで先住犬が絶対優先で、もめ事があった場合(ただの口げんかだけですが)
  どういう状況でも善吉くんの方を叱っていましたが、先住犬が悪い場合には善吉くんを叱ることをやめました。

4)基本トレーニング(スワレ・フセ・マテなど)を毎朝10〜15分程度の時間を設けてやっていましたが
  このトレーニングの後に善吉くんのテンションが狂うことが多かったので、
  特別にトレーニングの時間を設けるのではなく、散歩の合間合間ににオスワリ・マテをさせて
  基本トレーニングに替えることとしました。

 
5)とにかくオスワリの徹底。
  弾けた時、喧嘩を買いそうになった時(自分から売ることはありません)などとにかく座ってくれれば何とかなります。
  基本中の基本ですが、「スワレ」のコマンドに条件反射で座るようになるくらいを目指して毎日何度もやっています。

6)えぇっと・・・何だかもっといろいろ変えたような気がしますが、ちょっと思い出せません。。。


あまりに当たり前のこと過ぎて、こうして書くのが恥ずかしかったです。。。
しかしかわいい善吉くんを前にして、上記のことを徹底するのは、おばちゃんにはなかなか厳しいのです。

次回は、心身の成長によるもの以外の変化の要因について、書いてみようと思います。


2015年01月27日(火) No.454

善吉くんの変化 


最近、めっぽう男らしくなったと噂の・・・



お気に入りのおもちゃだって・・・





うさぎのぬいぐるみなんて女子供のおもちゃだって?




ウサちゃんとは、もうかれこれ4か月くらいは一緒にいるんだよ。
僕は頑丈な歯を持っているけど、ウサちゃんをボロボロに噛み千切ったりしないんだ。
だってウサちゃんは僕の大事大事だからね。




ウサちゃんと僕はずーっと仲良しなのさ♪



****預かりおばちゃんより****

まずは大きな変化、お散歩中に弾け狂うことに対する奮闘の様子を。

とにかくすぐにやめさせなくてはいけない!と決め、まずやったことは「恥を捨てる」。
ワンコに翻弄されていること自体、大変恥ずかしいことですが
それを止めるにはワンコ以上に気張らなくてはいけません。
恥ずかしがっていちゃぁできません。

リードと言葉だけでは全く制御できなくなっていましたし、
立っているのが精いっぱいという状態で出来ることと言えば、ただ1つ。
それはタックル。
跳んで体当たりしてくる善吉くんを弾き返す勢いで、体を斜めに構え、腰を落として肩からぶつかる。
ラグビー選手の攻撃プレーを思い浮かべていただければと思います。
ね、恥ずかしがっていては、(グラウンド以外の)人前でそんなことはできませんでしょう。

善吉くんは洋服を噛んで引っ張ろうとしていたので、歯が見えていましたが
おばちゃんのことを本気で噛むことは決してない!と信じていましたので
安心して(?)思いっきりやりあいました。
ほとんど無意識でしたが、「ダーメーだー!」と叫んでもいたようです。
かなり注目を浴びましたが、恥はすでに捨てていたので問題ありません。

実際には、おばちゃんの力では善吉くんを弾き返すことはできませんでしたが
「おばちゃん、まじで怒ってる?」「僕こんなことしてちゃ、いけない?」
と気づかせる程度にはショックを与えられたようです。
タックル10回ほど、3日ほどで弾け狂うことはなくなりました。

現在は、緊張が解け、弾けそうだぞという直前にリードを引いて「イケナイ」「ダメ」」と
低い声で制止のコマンドをかければ落ち着きを取り戻すことができるようになりました。

結果的には何とかなりましたから良かったようなものの、
もっとスマートで有効なやり方があっただろうと思います。
それどころか、ちょっと間違えればより悪くなっていたかもしれません。
でもおばちゃんにはこれ以外やりようがなく、やってしまいました。
ちょっと前のことですが、思い出すと冷や汗タラリ・・・と共に、どうにも笑えてきます。

実は・・・弾け狂う→手に負えない→もう散歩に行きたくない、となりかけました。
でも今はまた善吉くんと楽しく歩いています。
また経験値を上げるため、あえて善吉くんが緊張するような場面を求めて歩いています。
いろいろなものに慣れ、緊張することが無くなれば一番いいのかもしれませんが
慎重派の善吉くんには、かなり遠い道のりのように思います。
それよりも、善吉くんの気持ちと行動をしっかり制御してあげる方が手っ取り早く
お互いのためにもなるでしょう。
引き続き、頑張ります。


次回は小さな変化への対応をお知らせします。





2015年01月26日(月) No.453

善吉くんの変化 


****預かりおばちゃんより****


一番困った変化は、お散歩中に表れました。

これまでも広い野原に出た時やおばちゃんが遊びに誘った時など、
楽しい時に激しく走ったり跳んだりして弾けることがありました。
その際、初めはおばちゃんに体当たりしていたのですが、それは直すことができました。
また繊細な善吉くんは、外では緊張するような場面がたまにあり
(他の犬に吠えられた、人に囲まれた、不審なものを見た、など)
その緊張が解けた時にも同様に弾けていました。


(2014年8月撮影  丸刈り以降、なぜか耳の長い毛は伸びてこなくなりました)


体重が30キロに近づいた頃から、弾けた善吉くんを制御することが難しくなってきたので
「楽しく弾ける」のは遠慮してもらっていました。
弾けそうな瞬間の直前にリードを引いてオスワリさせれば、テンションは通常に戻ります。
善吉くんの様子を見ていれば、ウワっ!と盛り上がる兆候は必ずわかります。

困ったのは、緊張が解けた時の弾けです。
「緊張している」→「緊張の要因が去った」→「さぁ、弾けそうだぞ。。。」というのは見ていればわかります。
しかし楽しく弾けている時と同様のことをしても、善吉くんの気持ちがおさまらないのです。

のっそりした動きの普段の善吉くんからは想像できないほど俊敏に跳び回ります。
体をひねりながら離陸と着地、体当たりを繰り返し、
合間におばちゃんの洋服の袖を噛んで引っ張ります。
リードを離さずに立っていることが精一杯で、頑丈なアウトドア用のコートはすぐに破れました。
善吉くんは、ガウガウというような小さな声を上げていて、目は吊り上ってしまっていました。
自分で自分を煽っているような感じで、制止のコマンドなど耳に入らないようでした。


(2014年12月撮影  現在も、普段は至ってのんびりおっとりの善吉くんです)

初めてこれをされた時には、何か苦痛(虫に刺されるとか)から逃れようと暴れているのかと思い
体中をくまなく探りましたが、2度3度と続き、そうではないことはすぐにわかりました。


前回も書きましたが、おばちゃんは善吉くんがとても性質の良い犬だということは
もうすでによく知っていたので、これは子供から大人に変わる不安定な時期の衝動で
善吉くん自身にも、制御できないようなものではないかと考えました。

秋田犬や大型犬の雄をよく知る諸先輩方から、そういう時期があるということは聞いていましたし
以前預かった同じ年頃の甲斐犬ミックス♂にも似たような行動が見られることがありました。


善吉くんに制御できないならば、おばちゃんが制御するしかありません。
前回の小さな変化と、この大きな変化は同時進行でしたし、根本は同じものですから
家の中での対策と、外での格闘(!)は同時進行でやっています。
次回はその奮闘の様子をお伝えします。

・・・その前に、ちょっと予告。
現在は外でひどく暴れることはなくなりました。
というか、制御できるようになりましたのでご安心を。











2015年01月20日(火) No.452

善吉くんの変化 


****預かりおばちゃんより****

思春期を迎え、およそのワンちゃんとの関係に注意が必要になったということは書きましたが
その他の善吉くんの変化を書こうと思います。

以前の善吉くんは・・・
「目上の者の言うことはよく聞きましょうね」→は〜い♪
「危ないから止めようね」→は〜い!
「善吉くんのためになるから頑張ろうね」→は〜い♡


(2014年8月)

表に現れる実際の行動は、もっとグズグズしていたり
興奮しすぎてまず聞く耳がなかったりしたこともありましたが
善吉くんの心持は上記のような、素直で従順なものだったように思います。

現在も8割は変わらずそのままですが、たまに・・・
「目上の者の言うことはよく聞きましょうね」→はぁ?
「危ないから止めようね」→はぁ。
「善吉くんのためになるから頑張ろうね」→はぁぁ。。。


(2015年1月)

といった具合に、反抗的という程ではないけれど、あまり素直とは言えないことがあります。

例えば、お散歩後に玄関で足を拭く時。
以前は、三和土で立って待ち、おばちゃんの掛け声に従って4本の脚を順番にヒョイヒョイとあげていました。
そうなるまでに1月ほどかかりましたが、覚えてからは一度も間違えずにきちんとできていました。
それが今は4回に1回くらい、待たずにすぐに部屋にあがろうとしたり
タオルに噛みついたり、おばちゃんに頭突きをしたりします。
狭い玄関で暴れられると、ちょっと困ります。

他にも、制止のコマンドは聞こえているのに無視したり、怒られるとわかっていることをやってみたり
叱っているおばちゃんに向かって小さく吠えてみたりと
大した反抗ではありませんが、善吉くんの中で何かが変化したことが感じられます。

もし今の善吉くんに初めて出会ったらとしたら、「ちょっと俺様気質がある子だな」と感じるかもしれません。
でもおばちゃんは、人が大好きで、人に寄り添う気持ちをたっぷり持っている子だと、もう知っています。
このまま放置していたら、とんでもないワンマンドッグになるとか、攻撃的になるということは
善吉くんの場合にはあまり考えられませんが、それでも大型で力が強い子ですから
問題は小さい内に摘み取らなくてはいけないと考えています。
善吉くんの良い部分を伸ばし、困った部分はしっかり直そうと奮闘中です。


これからしばらくの間、善吉くんの変化とおばちゃんの対策、そしてその途中経過報告をしたいと思います。


2015年01月18日(日) No.451

ランで走る走る。


すっかり忘れてたよ。
1月くらい前、僕はドッグランに行ったんだよ。



楽しかった!
すごくすごく楽しくて、僕は笑いがずーっと止まらなかったよ。



お姉ちゃん(ラブラドール)に呆れられちゃうくらい、僕は走ったよ。

お隣のランにいたチョコラブ兄弟君たちとも・・・




仲良く追いかけっこしたんだよ。
楽しかった!
すごーく楽しかった!



また行きたいな♪
2015年01月13日(火) No.450

ガジガジ問題の根本的解決はなるか?


僕はガジガジ固いものを噛んで、悔しい気持ちを発散させるんだ。

おばちゃんにかまってほしいのにかまってもらえない時とか
おばちゃんが姉ちゃん兄ちゃん(先住犬)をかわいがる時とか



おばちゃんや姉ちゃん兄ちゃんを噛んだりすることは絶対にないんだよ。
でも悔しい気持ちを心の中にためておくと、精神衛生上良くないからね。
僕は僕なりに考えて、発散方法を見つけたんだ。



****預かりおばちゃんより****

保護当時、家の中でやりたい放題のめちゃくちゃをしていた頃に比べたら
善吉くんは別犬のようにとってもいい子になりました。
24時間室内フリーで生活していますが、いたずらはありません。

もちろん、食べ物を出しっぱなしにしていたら絶対に盗み食いしますし
もし床にペンや本や携帯電話などが落ちていて、善吉くんの気が向けば、必ず噛んで破壊します。
善吉くんのおかげで(?)家族中が気を付けるようになったので、わが家は大変片付いています。
しかし片づけようのないもの、例えばカーテンや家具、コード類で遊ぶというようなことはありません。


いたずらで噛んで破壊することはなくなりましたが、悔しい気持ちを発散させる時に
テーブルの角(おばちゃんの席の横)や、食器棚の脚(おばちゃんの席の向かい)をガジガジします。
それは善吉くんなりに、気持ちを切り替えようとしているように見えます。
だからそれについてはあまり叱りたくなかったので、まずは・・・



善吉くんの苦手なグレープフルーツの果汁を塗ってみました。
→効果なし。
次にものの本で得た知識により・・・



ミントの香りの強いデンタルリンスを塗ってみました。
→効果なし。

最後に、最終兵器として・・・



除菌アルコールを吹き付けてみました。
するとすぐに善吉くんがせっせと舐めだしたので、慌ててふき取りました。
→効果なし。

結局、今は叱っています。


問題は家具を齧る、齧らせないということではなく、もっと根本的なことなのでしょう。
善吉くんに悔しい気持ちを抱かせてしまう、おばちゃんとの関係を見直さなくてはいけないのでしょう。
頑張ります。





2015年01月09日(金) No.449