ほのぼの日記

璃瑚ちゃんは多分、ずっと外で飼われていた子だと思うんです。

何故なら･･･

　①　屋内犬であれば定期的に爪を切らなければならないけど、
　　　　　璃瑚ちゃんは脚や爪に触られるのが、ほんの少し苦手。

　②　どんなコトが起ころうが、室内でお粗相しない。
　　　　　お散歩に連れて行った時じゃないと絶対、オトイレしない。

このようなコトから、外飼いだったのでは？と思いました。

　　　　。゜。゜。゜。　だ　け　ど　。゜。゜。゜。

凄く不思議に思ったのが、外飼いだったはずなのに、

とても人にくっつきたがるんですね。

勿論、独りで寝ていたり、ボーーーーッと外を眺めているコトも

しばしばありますが、基本的に"人・ＬＯＶＥ"って感じです。

急に(住む)環境が変って、なかなか慣れないはずなのに

人のそばに居たくて、そして触って欲しくて･･･、

本当に柴犬にしては珍しい子だと思います。

　　　　　　　　　仮ママは、思うんです。

やっぱり、愛護センターに収容されていた子達は、

少なからず心や体に傷を負った子が多いと思うんです。

明日には、どこかに連れて行かれるかもしれない状況を

周りにいる仲間の声から、推察できてしまうと思うんですね。

そんな過酷な環境に置かれていたからこそ

「次は同じコトがないように」、「離れ離れにならなように」と

必死に人に嫌われないよう精一杯、努力してるのではないかと。

璃瑚ちゃんにお留守番を頼むとき、いつも璃瑚ちゃんは寂しそうな顔を

します。

　　　
　　　「またワタシを独り、置いていくのですか？」と。

璃瑚ちゃんは不安分離はありませので、鳴いて吠えるようなコトは一切、

ありません。でも、その切なそうな瞳を見ると、仮親が帰ってきた時の

璃瑚ちゃんの大歓迎セレモニーぶりが、よく分かりました。

璃瑚ちゃんは、ずっと待ってるんだよね。

璃瑚ちゃんを独りぼっちにさせない、"本物の家族"が迎えにきてくれることを。

　

2011年09月15日（木） No.306

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