ほのぼの日記

　今日のお散歩は･･･
自転車で駅前のクリーニング屋さんへ行って、ついでに銀行へ寄った後に
実家にも寄って３時のお茶をしに行こうというコースに決定。

　　　　　　　　て・ゆ・う・か

　ただ仮ママの用事を済ませるだけで、お散歩はついで
だったんだけどねぇ～(´∀｀)ｱﾊ
　
　クリーニング屋さんには、ワンちゃんを係留出来そうな
ポールがあったので、そこにかりんちゃんを繋いでおき、
銀行の方でも、駐車場案内係りのおじさま(大のワンコ好き)が、
構っていてくれるので、安心して用事を済ませるコトが出来ました。
(多分、ワンちゃんに夢中になってて接触事故があっても、
気付かないんじゃないか？ってぐらいの構いっぷり)
　仮ママを待っている間も、ギャンギャン吠えるコトもなく、
撫でようとして近づいてくる人にもフレンドリーに接していて
本当にイイコちゃんでした。

　用事を済ませ実家に寄り、お茶をしていた時も全く吠えないし
「ワタシ、ここの家で長年生活してますの」ぐらいの、
落ち着きがあり、仮ママ父にも尻尾プリプリ＋仮ママ母にも
「オヤツ頂戴な」と甘えたりして、ご高齢のご家庭でも
難なくスッと溶け込めるのではないかな～と思いました。

　自転車で帰る時、実家のお隣のお姉さんが、お庭でワンちゃんの
ブラッシングをしてました。ワンちゃんの名前はセピちゃん(ｍｉｘ・♂)
１１歳とご高齢のワンちゃんで、両目は白内障になっていました。
　ここのワンちゃんも、最初の飼い主さんが病気になってしまって
お庭に何日も放置されていたのか？何度も何度も、飼い主さんを
呼び続け、誰も出て来ないコトを悟った日から今日まで、
一言も声をあげるコトがなかった･･･というよりもトラウマで
声が出なくなってしまったそうです。
　その時のストレスで、鼻先の毛を全部むしり取ってしまい
体中にも脱毛したと思われる痕と、お腹周りには茶色いシミが
いっぱいありました。また四肢も毛をむしり取って舐め続けた結果、
色素沈着を起こしていました。まだ抗生物質と塗り薬を使い続け
漸く、毛が生えてきたとも言っていました。
　
　うちで預かってる子も同じような境遇の子ばかりで、
かりんちゃんについては、アレルギーがあるんですよ～と話していた時、
一言も鳴かないセピちゃんが、かりんちゃんの姿を見て
「こんにちわ!!ねぇ～こっちにおいでよ～!!!」と言わんばかりに
尻尾ブンブン振り回し＋スタンディング・お頂戴ポーズ＋
元気な声でウォンウォンウォン!!!と鳴いたんです。

　　　　∑(｀ﾛ´;ﾉ)ﾉ　ﾊｯ　∑(｀ロ´;ﾉ)ﾉ　ｲﾏ･･･ﾅｷﾏｼﾀ?

　お姉さんの家に引き取られてから４ヶ月間。
全く鳴かなかったセピちゃんが今日、初めて鳴いたんですもの。
そりゃ～まぁ～ビックリですよ。
「普段は全く鳴かない、もの凄く大人しい子なんですよ。
　　　　　　　　　　　　でもセピは･･･こんな声で鳴くのね」と
驚きながらも、とても優しく微笑んでいました。
　
　　お姉さんの中に、聖母マリア様を見たような気がしました。
　　　　　　　　　ホント･･･冗談抜きに。

　少しして、セピちゃんが落着いた頃、かりんちゃんをゆっくりと
近づけると、普通なら匂いを嗅ぎあうだけだと思うんですが･･･
お互いがお互いの鼻先をペロッペロッと舐めあってるんですよね。
その後も長～～～いご挨拶が続き、すっかり仲良くなった二人。　　　
　　　
　　　　　　　　　　　　もしかしたら、

　ご高齢のセピちゃんが、若いかりんちゃんに出会っちゃった
もんだからドキドキしちゃったのかしら？な～んて思ったりもしたけど　
辛い経験をした者同士、お互い何か感じるものがあるのかもしれませんね(´￢｀)ｳ～ﾝ

　かりんちゃんも、マリア様のように優しく微笑んでくれる里親さんの元に
嫁がせてあげたいなぁ･･･って思いました。　　

2009年04月28日（火） No.114

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