ワンワン幸せ探し！　［ Perro Dogs Home 預かり日記 ］

発作！！


数日前に、シュナちゃんに大変なことが起こりました。
足腰が激しく痙攣する発作を起こし、立てなくなってしまいました。


急いで獣医さんに連れて行き、安定剤を注射してもらいましたが効き目がなく、ステロイドも投与しました。

その後獣医さんで数時間様子をみてもらいましたが、状態はあまり変わらず。異常な興奮状態と食欲が出ているとのこと。症状からみて、てんかんではなく神経の異常で痙攣と興奮、食欲が出ているのだろうという獣医さんのお話でした。原因は先天的なものか、脊髄の異常か、または脳の近くに腫瘍や炎症が起こって神経を刺激しているのかなど、高度医療でMRIを撮らないと分からないとのことでした。


とにかく自宅の方が落ち着くかと思い、シュナちゃんを連れて帰ってきました。帰って来ても酷く興奮した状態で、足腰が立たないのに歩き回ろうとして、転んだりぶつかりそうになったり全く目が離せない状態。また、獣医さんによると異常な食欲があるため、誤飲やコード類をかじったりという恐れもあるので、十分注意してくださいとのことでした。夜はケージに入れると、たまに酷く暴れてケージが転がったりしそうになるものの、それでも何とか静かになり朝まで寝てくれたようです。

次の朝には、まだ足腰はおぼつかないものの、歩けるようになりホッとしました。ただやはりいつもとは違う行動で、落ち着かずに絶えず歩き回っていました。朝ご飯もいつも以上に早食いで、ほとんど飲み込むように食べていました。食べ終わっても、フードのしまってある戸棚を見てずっと吠えていました。たまに疲れると寝るのですが、よほど疲れているのか伸びたように寝ていました。

午後になるとだんだん足腰もしっかりしてきて、行動も少し落ち着いてきて、いつものシュナちゃんに戻りつつありました。

次の日には完全に普通に戻り、元気に歩いたり走ったりできるように！食欲もいつもの普通のガツガツ程度に戻りました(笑)あー、良かった！！一時はどうなることかと思いました。

シュナちゃんが我が家に来るまでの様子が分からないので、今回が初めての発作なのか、それとも前にも起きていたのか分かりません。また、原因も不明なまま。獣医さんの話では、高度医療で検査すれば分かる場合もあるそうですが、その場合でも手術が難しいような場合がほとんどなため、たとえ原因が分かったとしても治療法としては今回と変わらないそうです。

今回の発作は1日程度でなんとか治まり、その後はいつもと変わりない元気なシュナちゃんに戻ってくれましたので、とりあえず様子をみつつ引き続き我が家でお預かりしていく予定です。今後どの程度の頻度で発作が出るのか、それとも今回だけなのか？全く分からない状況です。

ただ、シュナちゃんと一緒に暮らしたいとお考えの方は、このような発作が出ることも十分考慮して決めていただく必要が出てきてしまいました。いつ発作が出るか分からないため、お留守番を多くさせるわけにもいきません。発作が出た場合はつきっきりになりますし、医療費もかさんでくることと思います。そのような厳しい条件となってしまいましたが、それらを踏まえてもなおシュナちゃんと一緒に生涯暮らしたいと思ってくれるかたが見つかることを、心から願っています。
翌日やっと落ち着いて、いつものベッドでまたりするシュナちゃんに戻りました！


わたちもびっくりしたわ〜！こんなわたちですが、よろしくね！
2017年12月30日（土） No.80

カユカユシュナちゃん


我が家にシュナちゃんが来てからもうすぐ一カ月が経とうとしています。

家に来た当初から皮膚をかゆがっていたので、ノルバサンでシャンプーしたりフードをニュートロのラム&玄米に変えてみたりしたのですが、あまり改善が見られず…なので最近は獣医さんに通っています。

炎症を抑える注射や、かゆみ止めのお薬を処方してもらって1週間ちょっと経ちました。当初よりは少し良くなった感じはしますが、やはりかゆみ止めを飲むのを止めるとまたかゆがります…なので昨日はまたかゆみ止めを2週間処方してもらって、注射もしました。前回はステロイドのかゆみ止めだったのですが、ずっとステロイドを飲ませるのは嫌なので、今回はステロイドではない薬に変えてもらいました。

獣医さんの話では、シュナは皮膚が弱い子が多いそうで、この子もそういう体質なのかも入れないですねとのこと。そういう場合は長期的なものなので、預かり家庭で治してから里親さまにお渡しするというのは難しいでしょうねとおっしゃってました。なので里親さまが見つかっても、フードを低アレルギーのものに変えるとか対策をしていただく必要があるでしょうとのことでした。

獣医さんは、もう一つシュナの特徴として結石になりやすいとも言ってました。シュナちゃんは膀胱が硬いとのことで心配なので、確認のためにレントゲンとエコーを撮ってもらいました。(預かり犬だとお話したので、エコーは無料で撮ってくれました。助かります！)幸い結石はまったくできてなくて健康でした！ヨカッタ！！

シュナちゃんをお迎えしていただける里親さまがいましたら、皮膚の湿疹の件もご考慮いただく必要があるかと思います。それでも、ぜひシュナちゃんと暮らしたい！というかたがいましたら、ぜひよろしくお願いいたします！




近所のお友達と！





湿疹で毛も薄いため、散歩に行くといつもクシャミしていたので、人間のばあばが服を買ってくれました(笑)




社会化のため、ゴールデン2頭飼っている近所のお友達に会わせてもらいました！ゴールデンのお姉様方の大人の落ち着きが、シュナちゃんもちょっとは分かったかな？
2017年12月15日（金） No.79

シュナちゃんお散歩問題！


我が家にシュナちゃんが来て2週間が経ちました。ここでの生活にも大分馴染んできたようです。

私は在宅で仕事をしているのですが、私の仕事中は机の下や自分のベッドで静かにしていることができます。

家に来たばかりの頃はソファーやベッドに勝手に飛び乗っていたのですが、あまり好ましい行動とは言えないのでご遠慮いただくようにしました(笑)。一度言えばすぐに理解してくれて、今ではベッドに顎だけ乗せてガマン。



お散歩は、人通り犬通りの無い場所ではアイコンタクトを取りながら引っ張らずにできるようになりました。でもやはり賑やかな場所に行くと、他のワンコや人が気になってしょうがないようで、とても引っ張ります。なのでリードがピンと張ったら立ち止まったり、逆方向に歩いたりしているのですが、なかなかすぐには難しい。シュナちゃん、ちょっとずつ覚えていこうね！


他のワンちゃんに対しては、とってもフレンドリーなのですが、寄って行き方が「猛突進！」という感じなので、嫌がられてしまってなかなか上手くご挨拶できません。

大型犬はおおらかなので、それでも全然平気でシュナちゃんに挨拶してくれますが、相手が小型犬になると大概後ずさりして逃げられてしまいます…シュナちゃん、遊びたくてしょうがないのに拒絶されてしまって可哀相。なんとかワンコ同士のマナーを身に付けさせてあげたくて、お散歩中は積極的に色々なワンちゃんに会わせていいます。

今後里親さまになっていただけるかたがいれば、お散歩中の引っ張り癖と、他のワンちゃんへの接し方を上手いこと教えてあげていただければと思います。その方が毎日のお散歩が何倍も楽しくなりますものね！

街はすっかりクリスマス色。シュナちゃんにも楽しいクリスマスが訪れますように！




ガムは仰向けで噛む派？のラッコみないなシュナちゃんです。
2017年12月06日（水） No.78

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