お泊りWANKO  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

ホリケン1級


わたしがホリケン(堀り犬)であることは、おばちゃんもわかっていたようですが・・・



わたしが超一流のホリケンであることはまだ知らなかったようです。
ワンコ界で定められた階級により、わたしはすでにホリケン1級を取得しています。



ホリケン初級(4級)の「座る前に座布団などを手でちょいちょいする」程度から始まり
各級には細かい審査がありますが、中でも準1級と1級の間には大きな壁があります。

まず第一に「どのような障害にもけっしてめげない」こと。



おばちゃんがほうきで穴掘りの邪魔をしましたが
わたしは負けずに、それを顔面で阻止して掘り続けました。

そして次が肝心なことなのですが、「目的を持ってはならぬ」ということです。

たいていのワンコは『暑いから休むための穴を掘る』や
『宝物を隠すための穴を掘る』などという目的を持って穴を掘ります。
しかしわたしは、わたしのような1級のワンコは違うのです。



『穴を掘ったら暑くなるから、掘った穴で休む』のです。
満足のいく穴を掘ることができた時、埋めるための宝物を探し始めるのです。
まず穴掘りありき、なのです。


おばちゃんは「本末転倒よ」って言っています。
ホリケンの何たるかを、てんでわかっちゃいません。

わたしは立派なホリケンになるために、今後ますます精進して行こうと思っています。




2013年04月29日(月) No.311

日向ぼっこ


わたしはお外が大好きです。
お散歩はもちろんのこと、テラスでのんびりすることも好きです。



同じくお外好きなお姉ちゃん(ラブラドール)と並んで
近くの公園から聞こえてくる子供の声を聞いたり
お隣さんのお昼ごはんの香りをフガフガ吸い込んだり
小さな虫が飛ぶのを目をクルクルさせて追いかけたりしています。
そんな風にしているととてもゆったりした気分になって
わたしはすぐに眠くなってしまいます。

黒いお姉ちゃんが暑くなって家に入ってしまっても
わたしはひとりで体を伸ばして、ぐっすり寝てしまったりもします。



ひと寝入りして起きたら、ちょっと淋しくなったので・・・



お家の中がよく見える場所に移動しました。
おばちゃんに「そこまで来てるなら、家の中に入れば?」と言われましたが
そうじゃないんです。



お家の中の様子を確認しながら、お外にいるのが良いのです。
だから、おばちゃんが「もう入っておいで」とわたしを呼び
窓を閉めようとしたら、急いで家の中に飛び込みます。
外に一人ぼっちで置いて行かれるのはいやなのです。
いつでもお外と家の中を自由に行ったり来たりできたらいいのになぁと思います。
2013年04月26日(金) No.310

ご食事タイムについて


わたしは1日に2回のご飯が楽しみでしょうがありません。
おばちゃんがご飯の用意をしている間(ドライフードを盛るだけの1分ほど)
わたしはステップを踏みながら、たまに小さくウォフっ♪なんて言いながら
ワクワクドキドキして待っています。

まずはお姉ちゃん(ラブラドール)、次にお兄ちゃん(M.シュナウザー)が食べます。
わたしはお姉ちゃんが「オスワリ!」と言われている横で、オスワリしてみます。
次に、お兄ちゃんが「フセ!」と言われている横でも、フセしてみます。
おばちゃんが間違って、わたしにくれちゃったりしないかなぁとか思って。
今のところ、間違いは起こっていません。

いよいよわたしの番になると、わたしはもうおばちゃんのコマンドなしで
すでにびしっとオスワリをきめています。



初めの2,3日は、ご飯への期待で胸がいっぱいで
おばちゃんのコマンドを聞く耳がなかったりしましたが、今はばっちりです。
オスワリがきちんとできていたら、ご飯の器をわたしの前に置いてもらえます。
そして「マテ!」です。



ご飯をすぐ目の前にして、おばちゃんと見つめ合わなくてはいけないのは
正直に言って、とっても辛いです。
首がだんだん下がって、目が三白眼気味になります。
ヨダレがタラーンと落ちることもあります。
おばちゃんはそんなわたしを見て「偉いね!」と言いながら、笑いをこらえています。
ひどいお話です。

おばちゃんと見つめ合って、20秒くらいしたら「ヨシ!」のコマンドでお食事開始です♪



おばちゃん曰く、わたしは食べ方がお上品なのだそうです。
わたしくらいの大きさの子は、もっとガツガツ食べる子が多いらしいです。
そうはいっても、一度も器から顔を上げることはなく、もぐもぐもぐもぐと
だいたい20秒くらいで食べます。

ここの家では、あんまりのんびりもしていられないのです。



先に食べ終わったお姉ちゃんとお兄ちゃんが覗きに来て
「残すならちょうだい!残せば?」とプレッシャーをかけてくるからです。
お姉ちゃんたちがどんなに器に顔を近づけてきても
わたしはけっして唸ったり鼻にしわを寄せたりはしません。
ただ焦って、もぐもぐもぐもぐするだけです。

もし仮に、お姉ちゃんが無理やりわたしのご飯を奪ったとしたら
わたしは切なく我慢するだけなのではないかなぁと思います。

おばちゃん曰く、わたしは本当に温和な子なのだそうです。

2013年04月24日(水) No.309

お姉ちゃんとわたし


お姉ちゃんが学校というところから帰ってくるとわたしは嬉しくてしょうがありません。
だからわたしはすぐに、激しく、楽しく遊びましょう!と誘うのですが・・・



制服というものを着ている時のお姉ちゃんは冷たいのです。
本当は遊びたいくせに気のないふりをして、わたしを無視するのです!



わたしは飛びついたり、スカートを咥えて引っ張ったりしていたのですが
お姉ちゃんはキャーッと叫び、逃げました。
そしてなんと!わたしは横から出てきたおばちゃんに
「こら〜!やめろ〜!」と怒鳴られ、さらに張り倒されました。

なんて理不尽なのでしょうか?



わたしは、制服のお姉ちゃんにはちょっかいをかけてはいけないことを覚えました。
お姉ちゃんはいつでもジャージでいるべきだと思います。
2013年04月20日(土) No.308

お姉ちゃんとわたし


わたしはお姉ちゃん(人間13歳)が大好きです。
夜、2人でのんびりゴロゴロしているのが一番幸せな時です。




ナデナデされると気持ちが良くて、わたしはクネクネしてしまいます。




お姉ちゃんが何をしても、わたしは喜んで受け入れます。




お姉ちゃんがどんなにエスカレートしても、わたしは大喜びです。






2013年04月14日(日) No.307

玉に疵


わたしは楽しいことが大好きです。
一番の楽しみはやっぱりお散歩です。

お散歩から帰ってきても、まだまだ楽しい気分は続いているので・・・




玄関にわたしのお気に入りのスリッパなどがあれば、迷わず・・・




咥えます。
咥えて振り回したり、放り投げたりすると、ますます楽しくなるのです。
ますます楽しくなると、わたしはもう何が何だかわからないくらい
一人で大いに盛り上がってしまいます。

でも、スリッパはおもちゃではないと思っているおばちゃんは・・・




わたしからスリッパを取り上げようとするのです。ひどいお話です。
わたしはもちろん渡すまいとして、頑張ります。




おばちゃんとわたしの真剣勝負となるわけですが
このわたしがおばちゃんごときに負けるわけがありません。

おばちゃんが勝負を降りない限り、わたしも絶対にやめません。
怒鳴られても、床を踏み鳴らして大きな音をたてられても
わたしは一歩もひかないのです。
ひかないどころか、ますます頑張ります。


・・・これは楽しい遊びなのに、おばちゃんは本気で怒っています。
ものわかりの悪いおばちゃんです。
ひどいお話です。



****預かりおばちゃんより****

普段は我慢強く、聞き分けが良く、大変良い子のぬいちゃんですが
唯一と言ってもいいくらいの欠点が「興奮すると我を忘れる」ことです。

楽しくなると近くにある柔らかいものを咥えてはしゃぎまわります。
ご飯の前後やお散歩の前後にそうなることが多いです。
そうなると、言葉で叱っても、取り上げようとしても、まったく通用しません。
顔つきも目が吊り上って別犬のようになっています。
この時点ではもう、楽しい気分ではないように見えます。
ただ興奮しているだけのように見えます。
嫌なことをされた時(足拭きや肛門腺絞りなど)も同じ状態になります。

運よく咥えているものを取り上げることができたとしても
すぐに跳びかかってきて、また咥えようとします。
無我夢中になっているので、故意ではないけれど手や腕をガブガブやることもあります。
大きくて力も強いので、犬に慣れていない人は恐怖を感じるかもしれません。


初めはかなり強く叱ってみましたが、これは逆効果だということがわかりました。
首根っこを掴んで押さえつけ、低い声で「いけない」と叱ったのですが
これでは興奮の度合いが増すだけなのです。
もしかしたら、手をあげてひどく叱られていたことがあるのかもしれません。

今はそういう時にはひたすら無視することにしています。
ひとしきり咥えながらはしゃぐと、興奮は自然におさまります。
今のところは咥えてカプカプしているだけなので、スリッパなどが破壊されたことはありません。
ぬいちゃんの近くに、常に咥えても良いおもちゃを置いておくのもいいかもしれません。
最近は、ぬいちゃんがどういう時に興奮状態になるのかだいたいわかってきたので
先回りして興奮させないように、興奮しても刺激しないように気を付けています。
我が家に来てまだ1月ですから、これからもっとスムーズに付き合えるようになっていくと思います。
ぬいちゃんのほとんど唯一の欠点は、おばちゃんから見たら大した欠点ではないと思っています。
しかし感じ方は人それぞれですから、ありのままを書いてみました。

ちなみに・・・
ぬいちゃんが興奮している時、おばちゃんにはまだほとんど制御できませんが
先住犬が怒って、吠えながら押さえつけようとすると、すぐにしゅんとします。
興奮していても、犬の言うことはちゃんと聞こえるようです。


2013年04月11日(木) No.306

犬走る


「犬走る」で、わたしが大いに走り回ったお話の続きです。




わたしはボールなどのおもちゃには全く興味がありません。
追いかけっこはお相手がいないとできません。
しかしわたしは、誰も相手にしてくれない時にもよく走りました。

わたしの走りの原動力となるもの、それは・・・「蹴り上げ」です。
おしっこをした後、後足で土をバッバ・バッバと蹴り上げると
気持ちが明るくなって前向きになれるような気がします、とこの間書きましたが
気がするのではなく、実際に超・前向きになることが証明できました。

わたしはキック・キックでエンジンを始動させ、ビョーーンととび出し
グングン走るのです。


(コア君の仮ママさん、お写真いただいちゃいました♪)


わたしの気持ちは、わたしの体よりもずっと超・前向きになっていて
走っているとき、何だか心と体がバラバラした感じがしました。
そのバラバラした感じが、脚がバラバラした感じにあらわれています。



「蹴り上げ」以外でも、
おばちゃんに掛け声をかけてもらったり、追いかける真似をしてもらったり
首やお尻をぺんぺんしてもらったりして、グングン走りました。

おばちゃんには「すごく力強い走りなのに…、ちょっと遅くない?」と言われました。
わたしはどうやら走り慣れていないようです。

幸いなことに、わたしは力は余るくらいいっぱい持っていますから
これから走る練習を積んでいけば、もっと速くなれると思います。
それから、走る時にこんなに笑ってばかりでは速くなれないと思うので
もっとまじめな顔で頑張らないといけないなぁとも思っています。


わたしは走るだけでなく、得意の穴掘りもしました。
それはそれは力いっぱい掘って・・・、それはそれは怒られました。
「犬走る」も良いけれど、今度は「犬掘る」にも行ってみたいと思っています。


「犬走る」で遊んだあと、わたしたちはみんなで「ご飯食べる」に移動しました。
と言っても、ご飯を食べたのは人間だけです。
わたしはおばちゃんの横でゴロゴロしたり、通りがかりの子供さんのお相手をしたりして
とってもいい子にしていました。
おばちゃん曰く「ぬいちゃんのカフェマナーはグッド!」だそうです。
しかし、ご褒美的なものは何ももらえませんでした。

「犬走る」はとても楽しかったです。
お友だちもたくさんできて、嬉しかったです。
またすぐにでも行きたいなぁと思っています。



お・ま・け ドッグカフェでの332番のコア君


一生懸命伸び上って、無言で仮ママさんにカリカリやって「抱っこしてよ〜」とおねだり。
怖がり君ですが、この人!と決めた人にはとことん深い愛情を示すイケメン君です。
た、たまら〜ん!!かわえぇぇ!!
2013年04月08日(月) No.305

犬走る


昨日わたしは、車に乗ってとても楽しいところに遊びに行ってきました。



「犬走る」というところです。
普段はリードをつけて、おばちゃんを連れて歩かなくてはいけませんが
ここではおばちゃん抜きで、好きなように走り回ることができるのです。
わたしは嬉しくてビュンビュン走りました。

おばちゃんはそんなわたしの様子をバシバシ撮っていたにもかかわらず
↑のような写真しかないのはなぜなんでしょうか?
わたしが格好良く走り回る姿をお見せできず、残念でなりません。


一緒に遊んだのは・・・

ペロドッグズホームの保護犬341番のコーギー・ピノ子ちゃん



ピノ子ちゃんのお尻はぷりんと丸くて、しゃなりしゃなりと歩く姿は
とっても色っぽくてかわいくて、わたしはドキドキしました。
わたしも7歳になったらあんな風になれるのかしら?とワクワクしています。

それから同じく保護犬332番のコア君



コア君はとっても怖がりな男の子でした。
初めにわたしが追いかけまわしてしまったので、一人離れたところで
淋しそうにたたずんでいました。悪いことをしてしまいました。

でも時々、預かりママさんが投げるボールを追いかけて走っていました。
おしゃれでかわいいルックスとは裏腹に、力強い走り方でとても速かったです。
でもボールをゲットした後は遅かったです。
「モッテコイ」はまだわかっていないようです。

そういうわたしは、ボールを追いかけることすらしなかったので
「モッテコイ」どころのお話じゃありませんけど。

わたしが好きな遊びは・・・



追いかけっこです。
ピノ子ちゃんがいるお家のワンコさん、アニーちゃんと何度か追いかけっこをしました。
わたしは追いかける方専門です。
というか、誰もわたしを追いかけてくれませんでしたので
わたしが追いかけるしかなかったわけです。

2時間、わたしはとても楽しく遊びました。
次回もその様子をお伝えします。
お楽しみに♪
2013年04月05日(金) No.304

なぜなんでしょうか?


ここ2日ほど雨がじゃんじゃん降っているので、
おばちゃんはわたしに何とか室内トイレシートで用を足してもらおうと
あの変な「シーシー」という鳴き声を連発しています。

わたしはおトイレは絶対に外!って決めていますから
「は?意味わかんない」という顔をして、拒否しています。


自分で言うのもなんですが、わたしは普段はとても奥ゆかしく
自我を無理に通すようなことや、他者を押しのけるようなまね
ましてや己の賢さや強さをアピールするようなことは決してありません。
でも、なぜなんでしょうか・・・




お外でおしっこする時、後ろ脚が上がってしまうのです。
言うまでもなく、わたしはうら若き乙女であるのに
なぜなんでしょうか・・・




いつでもしっかり上がってしまうのです。
一応、女の子らしく腰を落としたりはしていますが
なぜなんでしょうか・・・




わたしの脚が上がらないことはないのです。
しかも、脚が上がるだけではないのです。
なぜなんでしょうか・・・




おしっこやうんちをした後には必ず、わたしは後ろ足で盛大に土を蹴り飛ばすのです。
土をバッバ・バッバと飛ばすのは実に爽快で
気持ちが明るく前向きになれるような気がします。

おばちゃんが今まで見たワンコの中で、一番豪快な「蹴り飛ばし」だそうです。

わたしは土を蹴り飛ばしていると、気持ちが盛り上がって、時々跳んだりもします。
言い忘れましたが、わたしはうんちをする時には小高い場所に登ることが多いのです。
この間は高さ1mくらいの崖の上で、盛大に蹴り飛ばしておばちゃんに土をぶっかけ
「やだも〜」とか言って土を払っているおばちゃんの目前で思い切りジャンプしたので
リードがびーんと張って、おばちゃんはヨロヨロしていました。

土まみれでヨロヨロするおばちゃんの様子に、わたしは思わず笑ってしまいました。
その後、ギャンギャン叱られて、わたしはしゅんとしましたけど。



2013年04月03日(水) No.303

食べちゃいました。


わたしはこのお家に来て、大好物が2つ増えました。
1つはハム。
もう1つはホットケーキです。

おばちゃんに、テーブルやキッチンに手をかけてはいけませんと教えられ
わたしはそれを十分に理解したので、手をかけることはしません。

ハムはキッチンカウンター(高さ90僉砲両紊里皿に乗っていました。
カウンターの向こうにはおばちゃんが立っていました。
おばちゃんはわたしが手をかけたら叱ろうと思って待ち構えていたようですが
わたしは後ろ足で立って、そのままびよぉぉんと立ち上がって
カウンターに手をかけずに、ぱくっとハムを食べました。

おばちゃんが走ってきて「こらぁ!出せぇ!」と怒鳴りました。
わたしは悪いことをしていないのに怒鳴られるなんて理不尽だと思いました。
だからわたしはすぐにゴックンしました。

ホットケーキもキッチンカウンターの上のお皿に乗っていました。
これはお姉ちゃん(人間13歳)が置きっぱなしにして離れたので
わたしはもしかしたらカウンターに手をかけて食べたかもしれません。
2枚あった大きなホットケーキをほんの30秒ほどで完食しました。

お姉ちゃんは「バカバカ!あたしの返して!」と怒っていましたが
わたしはちっとも気にしませんでした。

ちなみにハムもホットケーキも、カウンターからお皿は落とさずにきれいに食べました。
わたしはお行儀が良いのです。

最近は「テーブルなどに手をかけてはいけない」だけでなく
「人のものを食べてはいけない」ということもしつこく言われています。


わたしはせつない気持ちでテーブルの上を眺めます。



ハムとホットケーキは本当に美味しかったです。
でも多分、この2つはもう一生食べられないと思います。
非常に残念でなりません。
また、そんなことなら、もっと味わって食べればよかったと後悔しています。
2013年04月02日(火) No.302