お泊りWANKO  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

横顔を撮るのは意外と難しいのです。


正直に言います、失敗でした。


やられた〜!おばちゃんに切られちゃった〜!!

わたしは別にあっても全然かまわなかったのよ。
むしろ誇りを感じてさえいたのに・・・。

おばちゃんが「きっとかわいくなるから」って言うから
信じて我慢してじっとしてたのに。

おばちゃんはチョッキンした後「ん?」て顔をしてたけど
わたしはかわいくてイケテル感じになったと思って
家族みんなに見せにいったのよ。
そしたらみんな「やだー、チクチクして痛い」って逃げるの。
失礼しちゃうでしょ?ほんとに頭にきちゃう!!

もう絶対にわたしの大事なひげは切らせないって決めたわ。



***預かりおばちゃんより***

りんごちゃんの固くてピンと張ったおひげを切ってしまいました。
犬種によっては、ひげを切っただけで見違えるようにかわいく
女の子らしくなる子もいるんですよ、本当に。

りんごちゃんは・・・・はっきり言って、印象は全く変わりませんでした。

しかしあっという間に伸びてきた太いひげは
チクチクと尖っていて、当たるとけっこう痛い!
りんごちゃん本人が痛みを感じることは全くないと思いますが
甘えん坊りんごちゃんがくっついてくるたびにチックーンと刺されて
「よくも大事なひげを切ったわね」と責められているような気分です。

只今、おひげ伸ばし中。つまり、無精ひげ状態。
りんごちゃん、かわいくなるはずだったのに・・・ごめんね。




こちらでもりんごちゃんが活躍(?)しています。
2010年08月26日(木) No.130

大根女優りんごちゃん


お散歩の後、門の前でバターンって倒れちゃったのよ。
バターンっていうかクシャンって崩れ落ちる感じね。それも2回!

あら、びっくりさせちゃったかしらん?
全然平気なのよ。だって演技だから。
まだまだお散歩したいのー!お家に入ったらだめなのー!って
アピールするための演技よ。ほら、わたしってけっこう女優だから。

おばちゃんは、どどどどどどうしたの?!って驚いて
わたしの横にひれ伏しちゃったわよ(笑)。

わたしはすぐに立ち上がって
「では元気を出して、再びお散歩に参りましょう!」って言ったの。

ちょっと立ち上がるのが早過ぎたのかもね・・・。

おばちゃんったら鬼みたいな顔しちゃってさ。
「そんなの通用しませーん」ってさ。

一応、日を改めてもう1度演技してみたんだけど
全く通用しなかったから、もうやらないわ。

あ〜ぁ、大好きなお散歩が永遠に続かないかしらん?
2010年08月22日(日) No.129

実物は、かわいさ8割増しだと思ってください。


今日はわたし、ワンコと人と美味しいものが
いーっぱい集まるところに行ったのよ。

ずっとおばちゃんにべったり張り付いていたわけじゃないけど
たまにしっかり抱っこしてもらうとホッとしたわ。
たくさんのワンちゃんがいて、ちょっと気が張ってたからね。

ほとんどが「はじめまして」の人ばっかりだったんだけど
みんな、それこそほんとにみーんなが口をそろえて
「写真でみるよりずっとかわいい!」って言ってくれたの。
「実物に会ったら、絶対好きになっちゃうわねぇ」とも言われたっけ♪

それと「和犬がこんな風に抱っこされて甘えるなんて!」って驚かれたわ。
おかしいかしらん?

おばちゃんはかわいいかわいいって大絶賛してるけどね。





こちらでもりんごちゃんが活躍(?)しています。
2010年08月14日(土) No.128

perroのワンコ・ペロッとおやすみ


真夏の受難


わたし、大体いっつも褒められてばっかりなのよ。
でもおばちゃんが「りんご君、これはどうにかならんかね?」って
渋い顔をすることがあるの。
どうにかならんかね?って言われてもねぇ。
どうにかする必要も感じないし、どうにかしようと思っても
できるかどうか・・・。



****預かりおばちゃんより****

りんごちゃんはお外に出るとイケイケガンガン過ぎて
少々困ることもありますが、家の中では全く手がかかりませんでした。
夏になるまでは・・・。

何に困っているかと言いますと、「ポタダラビシャベチョ」です!

張り切り少女りんごちゃんはとっても喉が渇くようで
しょっちゅう水をガブガブ飲みます。
いろいろ気になるりんごちゃんは、ガブガブのガブガ…辺りで
器から離れて走り出します。するとガブガブの「ブ」で飲みこまれるはずの水が
すべてダラ〜っと床に落ちます。そこを先住犬含め3匹で踏み荒らします。
家中ビシャビシャになります(涙)。

またりんごちゃんは元々非常によだれが多いのですが
水分をよく摂るせいか、夏はよだれも5割り増し(当家比)になっています。
りんごちゃんがよだれを垂らすのは「うぉ〜〜〜」という気分の時。
つまりご飯の前、お散歩の前、遊ぶ時、来客時、
先住犬にちょっかいをかける時ナドナド、つまり寝ている時以外は
しょっちゅうなのです。
お水よりも少し粘着性のあるよだれがポタポタ、ポタポタさらにポタポタ。
そこを先住犬含め3匹で踏み荒らします。
家中ベチョベチョになります(涙)。

雑巾を持って這いつくばるのを半日くらいサボると
家の中が外みたいになります。足の裏が真っ黒。

いっそアメリカ式にしようかしらん?靴を履いた生活。


あ!りんごちゃんの名誉のために。
ポタダラビショベチャの半分は、先住犬ラブラドールの仕業です。
夏場のラブラドールの「水ベチャぶり」をご存知の方には
りんごちゃんの「水ベチャぶり」も想像していただけると思います。

最後に。
一番の被害者は、お水の飲み方は丁寧で完璧なのに
家の汚れを吸収して茶色く薄汚れている先住犬Mシュナです。




こちらでもりんごちゃんが活躍(?)しています。


2010年08月10日(火) No.126

りんごちゃんの変化 その3


夏はやっぱりクーラーの部屋でのんびり寝るに限るわよね。
わたしなんて、一日15時間くらい寝てるんじゃないかしら?

そうやってエイキヲヤシナッテ
お散歩でグイグイ元気を発揮するってわけ。
すごくメリハリのある生活なのよ。



***預かりおばちゃんより***
以前のりんごちゃんは、窓やドアを開けると
すかさず外に出ようとしていました。
人を押しのけてでも出ようとしていました。

我が家は完全にフェンスで囲まれており
門扉は常に締めてありますので、通常ならば
ワンコが脱走する隙はありません。

しかしあまりに外に出たそうな様子のりんごちゃんが心配で
庭で日向ぼっこをしている時には絶対に噛み切れない
ワイヤーリードを常につけ、さらに見張っていました。
またお散歩時にも、玄関のドアが完全に閉まっているのを
確認するまではリードを決して離しませんでした。

今は・・・
りんごちゃんは庭にはあまり出たがりませんし
お散歩から帰るとさっさと家に入ります。
きっと自分の家は「ここだ」と認識してくれたのでしょう。
それに以前は帰りたい家が他にあったのでしょう。

また以前は家の中の臭いに不慣れで、料理やタバコや絵の具の臭い
お風呂の湯気などによくむせて(?)いましたから、
もしかすると外で飼われていて、家の中が嫌だったのかもしれません。
そういった臭いにも今は慣れて、全く気にしていないようです。

しかしもちろん、りんごちゃん脱走警戒態勢はずっと続けています。



3回に渡ってりんごちゃんの変化をお伝えいたしましたが
これ以外にも細かく変わったところはたくさんあります。
一番の変化はクールな和犬の印象が強かったのが
すっかりオトボケお騒ぎ犬になったことでしょうか。

新しい家族が出来た時、しばらくはまたクール(を装った)な
りんごちゃんになるかもしれません。
「1人にするな」と騒ぐかもしれません。
他のワンちゃんにトゲトゲするかもしれません。
逃げ出そうとするかもしれません。

でも、りんごちゃんの本質は甘えん坊で肝っ玉が太くて
元気で賢く、犬づきあいも出来る優しい子です。
どうか温かく見守ってやってください。




こちらでもりんごちゃんが活躍(?)しています。
2010年08月05日(木) No.125