お泊りWANKO  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

うりちゃんと言葉


んん??



んんん〜?



うぅ〜む・・・




****預かりおばちゃんより****

うりちゃんがわが家に来た当初、正面から目を見て話しかけると
首を左右に傾けながら、丸い目をさらに丸くして
一生懸命、耳を澄ませているようなしぐさをしました(写真1枚目)。
これには家族全員が「なんて健気でかわいい子!!」と感動したものです。

しかし最近は、首を傾げて聞き入ることはめったになくなりました。
「かわいいねぇ、いい子ねぇ」という優しい声にはうっとりと目を細め
低く「こらっ!」と叱れば、耳を倒して申し訳なさそうな顔をし
楽しそうに「お散歩行こ」「ご飯ね」と言えば、喜んで跳ねまわります。

今、うりちゃんが首を傾げるのは、変な物音に対してです。
テレビから動物の鳴き声が聞こえたり、おばちゃん変な声を出す時など。

以上のことから、
うりちゃんは今まで人にちゃんと話しかけられたことがなかったのでは?と想像しています。
人が口をパクパクさせている様子が不思議だったから
首を左右に傾けて考え込んでいたのではないかな?と。

今のうりちゃんは状況や声の感じで、こちらの伝えたいことをだいたい理解しているようです。
しかし言葉による微妙な違いはまだ分からない、というか気にしていないようです。

前向きなうりちゃんは、どのようなこともたいてい良い方に受け取ります。
うりちゃんはお散歩行かないのよ、お留守番ね=「お散歩ない!」と言っても
今日は諸事情によりご飯の時間を遅らせます=「ご飯まだ!」と言っても
大喜びをして跳ねまわっています…。
まぁ、これは我が家の先住犬もそんなものですが。

家族の名前を憶え、コマンドを覚え、好きなこと、好きなものの名前を覚え
うりちゃんの世界はどんどん広がっていくのだなぁとワクワクします。

・・・しかし、最近のうりちゃんはおばちゃんの話しをほとんど聞きません。
おばちゃんや先住犬に置いて行かれまいとして、
心も体も前に前に、先に先に勝手にどんどん進んでいます。
コマンドを出そうと思う頃にはもう姿がありません。

うりちゃん、もう少し落ち着こうよ。。。

2013年01月24日(木) No.292

うりちゃんの声


わたしはど〜こだ?



ここ!ここ、ここ!!



わたしは落ち葉と同じ素敵な茶色い女の子♪
わたしは落ち葉を蹴散らして走る走る〜♪



今日はわたしの声について、おばちゃんがお話しするそうです。
ちょっと聞いてください。



****預かりおばちゃんより****

うりちゃんはほとんど声が出ません。強いて文字表記をするならば
普通の犬が「ワンワン」と鳴くとすれば、うりちゃんは「ヒュンヒュン」です。
「ヤンヤン」くらいの声になることがたまにあります。
あとは喉を「ヒャァヒャァ」、「ヒュゥヒュゥ」、「ヒーヒー」と
多彩に鳴らしていろいろな気持ちを表現しています。

言いたいことは「わたしもお散歩に行きたい」「ケージから出して」
「ご飯、嬉しい!」「おはよう!」「なんかつまんない」
あとは「兄ちゃん、やるのかっ?!」「姉ちゃん、許さん!!」などで
様子を見ていれば、だいたい想像できます。
音量は普通の人の話し声くらいです。

迷い犬のうりちゃんの過去がどういったものだったのかはわかりませんが、
通常の犬の鳴き声とは程遠いので、おそらく声帯を切られているのではないかと思います。
そして声帯を切られる前は、盛大にギャンギャン鳴いていたのではないかなぁと想像しています。


声帯除去手術が健康に及ぼすリスクは多々あるようです。
手術時の麻酔のリスクはもちろんのこと、
喉周辺にはたくさんの神経があり、それを傷つけてしまうリスク。
術後に嚥下困難になったり、呼吸困難になったりするケースもあるようです。
※「犬、声帯除去」と検索するとたくさんヒットしますので、気になる方は調べてみてください。

現在、うりちゃんに以上のような症状は出ていません。
興奮するとヒャァヒャァと喉を鳴らすのは、苦しんでいる様ではなく
思わず声が出てしまった、というような感じに見えます。
ご飯もモリモリ上手に食べられます。
いつも元気いっぱいです。
生活の中で、特に気をつけなくてはいけないような様子は今のところ見られません。

しかし、お散歩の出だしは嬉しくて張り切ってしまい
盛大にヒャァヒャァと喉を鳴らすので、ちょっと心配になり
喉に食い込む首輪はやめて胴輪にしました。
(只今お散歩トレーニング中ですが、なかなか難しい。。。)


声帯除去についてはいまだ賛否両論があるようですが、おばちゃんの考えは絶対に「否」です。
犬が吠えるのには何か理由があります。たいていの理由は不満でしょう。
声帯除去は、飼い主が犬の不満を取り除く努力をしなかった、
または不満をこらえるトレーニングを怠った、としか思えません。

…なんて、偉そうに書きましたが、我が家の先住犬はよく吠えます。
同じように暮らしていても、1頭は吠えず、1頭はよく吠えます。
もともとの性質で吠えたい欲求の強い子がいるのではないかと思います。
吠えることで発散できるようなこともあるのではないかと思います。
ご近所迷惑には気を付けないといけませんが
ある程度は、吠えたい子には吠えさせてあげたいなぁと思っています。
…おばちゃんの怠慢です。


最後に、
声帯除去をしても声が戻るケースが多々あるようです。
知人から1年未満で元通りの声になったという話も聞きました。
ですから「声がない子がほしい」というのは無理ですね。

ハスキーボイスのうりちゃんは、とってもかわいい子です。



おばちゃん、話が長いわぁ・・・。




2013年01月18日(金) No.291

ワンコとうりちゃん


今日はわたしがここの家のワンコと初めて会った時のお話をするわね。


大きいのがお姉ちゃん、小さいのがお兄ちゃんよ。
お兄ちゃんは小さいって言ってもわたしより2回りくらい大きいの。

初対面の時、わたしは喉をヒャァヒャァ鳴らして大興奮状態。
手足をジタバタさせて跳びかかる気満々だったんだけど
リード付きでおばちゃんにがっつり監視されてたの。
おばちゃんはのんきに「まずはニホヒ交換から」なんて言ってたけど・・・


お兄ちゃんはわたしが気に食わなかったみたいでウーウー唸っていたわ。
だからわたし、おばちゃんの制止を振り切って跳びかかってやったの。
お兄ちゃんもすぐに立ち上がってがっつり組み合った・・・のはほんの一瞬。
おばちゃんが「ごらー!」って叫びながら首根っこを掴んで引き倒したの。
わたしだけ。
おばちゃんに押さえつけられて、お兄ちゃんにクンクンされるのはひどい屈辱だったわ。

お兄ちゃんとはそれから何度もぶつかり合ったけど、そのたびにわたしだけが叱られたわ。
理不尽でしょう。

でもね、その内わかったの。
お兄ちゃんは口先ばっかりで、本気でわたしをやっつけようとは思っていないってことが。
お兄ちゃんは男だから「無礼は許さないぜ」っていう態度をとらないといけないのね。
わたしはお兄ちゃんなんて怖くもないけど、お兄ちゃんが怒ったら
少しだけ体を低くして「すみませーん」って態度をとることにしたわ。
だって、おばちゃんがすごい顔して睨んでるんだもん。

今はお兄ちゃんとは当たり障りなく、適度な距離を置いてつきあってるの。
たまにピョンピョンしてるお兄ちゃんが面白くてちょっかいかけちゃうけどね。
お兄ちゃんを怒らせたら、わたしはおばちゃんの顔をちらっと伺って「すみませーん」ってなもんよ。
ここだけの話、真剣勝負ならわたしの方が強いと思うわ。絶対に。


小者のお兄ちゃんよりも、大変だったのはお姉ちゃんの方ね。


お姉ちゃんは平和主義で戦う気ゼロなんだけど
真っ黒くて大きくて、ヌボーッと立ってるだけですごい威圧感があるのよ。
正直に言うと、わたしはお姉ちゃんが怖くて仕方がなかったの。
怖いならしっぽを巻いて隠れていればいいって思うでしょ。
でも、わたしはそれはできないの。
怖い時に、わたしは戦うのよ!

だからお姉ちゃんにも何度も挑んだわ。
「わたしの後ろに立つな!」
「わたしの横から突然出てくるな!」
「わたしのケージの前を歩くな!」
「わたしに近づくな!」って
ちょっと人にはお見せできないようなワイルドな顔で跳びかかっていったものよ。
おばちゃんは「うーちゃん、般若みたいな顔になってるよ」って言ってたわ。

お姉ちゃんは困ったような顔をしてぷいっと行ってしまうだけだったけど
おばちゃんがこれまたすんごい怒ってね。
それこそ般若みたいな顔して「ごら〜!やめろ!」ってわたしを引き倒すわけ。

2日くらいそんな感じだったかな。
それからわたしはぐーっと堪えることを覚えたのよ。
恐怖に打ち勝ったのよ。
わたし、頑張ったわ。

でも頑張った甲斐があったの。
お姉ちゃんは優しくてあったかくて・・・


今じゃ、わたしはお姉ちゃんにくっついて回ってるのよ。
おかしなものね〜。



****預かりおばちゃんより****

我が家に来た時のうりちゃんは、うりちゃん史上で一番最悪の時だったでしょう。
知らない場所で一人彷徨い、訳がわからないまま犬だらけのセンターに10日ほど収容され
見知らぬおばちゃんに連れられて、知らないお家で大きな犬と唸る犬に迎えられる。
神経が尖って、落ち着けないのは当たり前です。

そういう時にそつなくこなせる犬、内向的になる犬、穏便に済まそうとする犬
パニックになって暴れる犬、いろいろなタイプがいるでしょうが
うりちゃんは暴れて、犬には攻撃的になるタイプのようです。

精一杯の虚勢を張る小さなうりちゃんを叱ることはかわいそうに思いましたが
やみくもに挑むばかりでは、犬と仲良くすることはもちろん、
たくさんの人にかわいがってもらうことも難しいので、徹底的に叱りました。
しかし人に対して反抗的・攻撃的な態度をとることはこれまで一度もなく
一見パニック状態のように見えても、人に歯を向けるようなことも一度もありませんでした。
それはうりちゃんのとても良い長所だと思います。
どのような時にも人との信頼関係が築けていれば、大きな問題にはならずに済むはずです。

新しいお家に行ったとき、うりちゃんがわが家に来た時と同じ態度をとるかどうかはわかりません。
しかし、興奮して走り回るばかりの犬ではないということと、
人が誘導してあげられれば、敵意のない犬とはうまくやっていけるということは確かです。

うりちゃんはとってもいい子です♪



2013年01月16日(水) No.290

うりちゃん、大暴れ!


今日はわたしが東京都動物愛護相談センターから出たばかりの頃のお話ね。


お耳は変な角度で固まって、目はウロウロキョロキョロしちゃって
ちっともじっとしていられなかったのよ。
つまり、わたしはものすごーい興奮状態だったの。
しかもずーーーっと興奮しまくりだったの。

わたしはリードを全力でぐいぐい引っ張って
喉からヒャァヒャァっていうものすごい音を出しながら
そこらじゅうをフンガフンガと嗅ぎまくってたわ。


お家についてリードを離してもらったら、弾丸のようにビュンビュン走りまくって
ジャンプしてソファの背もたれに体当たりしてターン。
ソファからダイブして走って、キッチンに体当たりしてターン。
おばちゃんに跳びついて、椅子の上に飛び乗って、とにかく走る走る跳ぶ跳ぶ。
それを延々ずーっと。

ケージに入れられたら、また喉をヒャァヒャァ鳴らして
おててで扉をガツンガツンやって、それからケージ内でもグルグル動き回っていたの。

おばちゃんは「この子、どっかのネジが1本足りないんじゃないかしらん?」って
まじめに心配したらしいわよ。


でもそんな興奮状態は2日くらいでおさまったのよ。
わたし、どうしていいのかわからなかったのよ。
どうしていいかわからない時に、わたしはとりあえず暴れることにしてるの。

お家の中での居場所と所作がなんとなくわかったら、落ち着いてきて
ケージの中でも静かにねんねできるようになったわ。
それからしばらくは疲れが出て、寝てばっかりいたのよ。

あぁ、それから・・・
初めの2日くらいはおしっこを家中どこでもシーシーしてたの。


いわゆるマーキングってやつかしらね。
女の子なのに恥ずかしいわぁ。
でも「うりちゃん参上!」って儀式はきちんとやっておかないとね。

おばちゃんはお洗濯が大変だったみたいねぇ。



そんな感じで、わたしは初めの2日くらいはかなり暴れていたの。
今はもうそんなこと全然な・・・くはないけど、
落ち着く時と暴れる時と、メリハリをつけて楽しんでるわ。
わたしは若くて、元気があり余ってるのよ。
お外でたくさん遊べたら、家の中ではのんびり過ごせると思うのよ。

次回も、わたしがここのお家に来たばかりの頃のお話をするわね。
次回こそ、引かれちゃうかも〜ってかなり心配。





2013年01月14日(月) No.289

またまたいい子のうりちゃん


おばちゃんったら相変わらず毎日何回も「うりちゃん、いい子ね!」って言うのよ。

例えば、前にも書いたけど・・・


わたしは名前を呼ばれたら、おばちゃんのとこにすっとんで行くのよ。
なになになに〜?わたしを呼ぶのはなぜ〜?って感じで
トトトトト〜っと走って駆けつけるの。

わたしは人がとっても好きで、あんまり好き過ぎて
ピョンピョン跳びついたりしちゃうこともあるくらいなんだけど
…でもね、人の手はちょっと怖いなぁって思うことがあるの。
人の手に嫌なことをされた記憶があるような気がするの。

だから、前から、上から、にょっと手が伸びてくるとわたしの体はペターって伏せちゃうのよ。
顔があげられなくなっちゃうの。
お耳もぺったんこになっちゃうの。
なでられると体がきゅーっと小さくなっちゃうような気持になってたのよ。

最近はそういうことも少なくなってきたけどね。

おばちゃんがいい子ねって言うのは、
そういう嫌な記憶があるような感じなのに
わたしが人が好きで、呼ばれれば何度でも駆けつけたり
一生懸命あとをついて回ることについて言ってるみたい。
「うりちゃんはいい子ね、えらい子ね、頑張るね」って褒められてるのよ。

うふふ、褒めらるばっかりで照れちゃうわ。
でも、まだまだあるのよ。


わたしはお散歩が大好きよ!


お外に出ると、超張り切っちゃうの!
グイグイ引っ張って、ガンガン歩いて、どんどん走って
そりゃぁもう、元気爆発・若さ炸裂って感じなのよ。
おばちゃんは「お散歩が好きなワンコはいい子ねぇ」って言うの。
ま、お散歩のマナーについては、いまのところちっともなっちゃいないって言われてるけどね。
わたしは、そういうことはあんまり気にしないの。
正確には、お外に行くと興奮しちゃって、気にする間もないの。


それからそれから・・・


わたしはしょっちゅう「こらっ!」って言われるんだけど
わたしにはちゃんと「こらっ!」の意味が分かるのよ。

花壇に入っちゃいかん!ティッシュを咥えて走っちゃいかん!
テーブルに手をかけちゃいかん!とか、いろいろね。
「こらっ!」の意味を理解してるから、すぐにやめるのよ。
だからおばちゃんに「いい子ね」って言われるわけ。

しかもわたしは、けっしてめげないの!!
こらっ!て言われたら、すぐにやめるけど、またすぐに同じことをするの。
わたしって本当に頑張り屋さんだわ。


えぇっと、まだほかにも褒められることがあったような気がするけど
自慢ばっかりじゃ、まるで厚かましい子みたいだから、とりあえずこの辺でやめておくわ。

次は、わたしがここのお家に来た頃のことを順を追ってお話しようかしら。
また新しいお家に行ったら、一からやり直しになるかもしれないから
話しておいた方がいいっておばちゃんが言うのよ。
でも、その話をしたら、ちょっと引かれちゃうかも〜って心配。



2013年01月12日(土) No.288

うりちゃんはとってもいい子!本当です。


わたしはねぇ、と〜ってもいい子なのよ。



自分でそんなこと言うなんて、厚かましいって思わないでね。
だって、おばちゃんが言うんですもん。
一日に何回も「うりちゃんはいい子だね〜」って。

まず何がいい子って、わたしはおトイレが完璧なの!
おトイレシートが置いてあれば、遊んでる途中でも走って行って
シーシーするのよ。しかもちゃんとド真ん中でハズレなし!

お庭に出たら出たで、ちゃーんとおしっこもうんちも出来るし
お散歩でも、もちろん。

そんなこと当り前で大したことじゃないかもしれないけど
おばちゃんにとってはとっても楽ですごいことなんだって。

それからわたしは・・・



体中のどこを触られたって大丈夫。
あんよも尻尾もどうぞどうぞ、って感じよ。
爪切りは嫌だから、あんよをケリケリして逃げようと思ったけど
がっちりつかまってチョッキンされたら、ま、しょうがないかって感じで諦めたわ。
抱っこされてお腹をぺろーんと見せることだってなんてことないし
お耳掃除も歯磨きも、いやんいやんって素振りはしても結局やらせちゃうし。

人に対して反抗しようって気持ちがちーっともないところがいい子なんですって。
私が思ったんじゃないのよ、おばちゃんがそう言うのよ。


それからわたしは・・・



とっても甘えん坊で、おばちゃんの後をついて回ってるんだけど
でも一人じゃ何にもできない〜ってほどヤワなタイプでもないの。
家の中を冒険したり、ちょっと一人で休んでみたり、自分ってものを持っているわ。
それもおばちゃんに言わせると「いい子!」ってことになるらしいの。
ここのおばちゃんはちょっと変だから、全部を真に受けるのは怪しいけど
それでもわたしは一般的に言っても、かなり「いい子」ってことになるらしいのよ。


まぁ、こういうことはすべて「最近のわたし」の話しであって、
ここのお家に来たばかりの頃は・・・いい子とはちょっと言えなかったかもね。
そのお話はおいおいにね。
2013年01月10日(木) No.287

うりちゃん登場!


はじめまして!
わたしは「うりちゃん」でっす。



これからしばらく、変なお家にお泊りして頑張りまっす。
どうぞよろしくお願いしまっす!


わたしの名前が「うり」に決まる前・・・
この変なお家のおばちゃんは、わたしの名前を「さと」にしようか
「いのこ」にしようか「たぬみ」にしようか、すごく迷ったらしいの。

ちなみに漢字で書くと・・・
いのこ=猪子
たぬみ=狸美
さと=里、里芋の里よ。

わたしは里芋っぽくて猪っぽくて狸っぽいらしいの。
ひどいわよね。
正真正銘のワンコなのに。

結局、一生懸命クンクンする様子がウリ坊みたいでかわいいっていう理由で「うり」になったの。
うーたんとか、うーちゃんとか、うりうりとか、うりりんとか
いろんな呼び方をされてるけど
わたしは自分の名前(っぽいもの)を呼ばれたらトトトト〜と駆けつけるのよ。
もうまっしぐらよ。
猪突猛進よ!
だって猪だから。
・・・まちがえた。
とっても賢いワンコだから!

そんなわたしをよろしくねっ!!

2013年01月07日(月) No.286