お泊りWANKO  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

重要なお知らせ!


あたちはね、どんどん変化ちてるのんよ。




詳しくはおばちゃんが説明するのん。



****預かりおばちゃんより****

日記を読み返してみて、いろいろ重要なことを書き忘れていることに気づきました。


まず1つ目は、とっても良いことです。
てんてんの耳が、よく聞こえるようになりました!
わが家に来た8月半ばにはドロのような耳垢がビッチリ詰まっていましたし、
ひどい炎症を起こして耳の中全体が赤く腫れていました。
聴力はゼロではありませんでしたが、すぐ近くでする大きい音以外は聞き取れていないようでした。
それが今では、普通の犬と同じくらい、聞き取れているようです。

てんてんの耳が良くなるとは、おばちゃんだけでなく、獣医師も思ってもみませんでした。
嬉しいびっくりです。


そして2つ目。かなり良いことです。
室内トイレ成功率が、ほぼ100%になりました!!

おしっこの上で寝そべり、毎朝のようにウンチを踏み荒らしていたてんてん。
おそらく生まれてからずっと不衛生な環境にいて、慣れてしまっていたのでしょう。
たまたまトイレが成功した時、大げさに褒めちぎってもシレ〜っとして、褒められているということがわからなかったてんてん。
それが今では、トイレに走っていってチーっと済ませ、「偉いねぇ♪いい子ねぇ♪」と褒めているおばちゃんの所に嬉しそうに走って戻ってきます。
ウンチはたいてい人が見ていない間にトイレでちゃちゃっと済ませてしまいます。
お留守番時や夜間にも、ちゃんとトイレでしています。

ちなみに、ダイエット中のてんてんはおやつは一切なしで、褒める&撫でるのみでトイレを覚えました。
わが家のトイレは大型犬用で60×90センチと大きめです。トイレの設置場所はに関しては、おばちゃんの主張「部屋の隅、目につかない所」は退けられ、てんてんの好み「部屋のほぼ中央、みんなに見える所」になりました。


あたち、隅っこでチーなんて、やぁのん!




3つ目の重要なお知らせは、けっこう良いことです。
てんてんの奥歯はまだまだ使えるということが判明しました!

歯石に覆われた歯を抜いた後には、かみ合わない犬歯と根元までむき出しになった奥歯が少々残されていただけでしたので、ドライフードをお湯でふやかして与えていましたが・・・。

最近てんてんは、甘える時や遊ぶ時におばちゃんの手をアムアムと噛むようになりました。以前の固く心を閉ざしたてんてんからしたら、びっくりするような行動ですが、もっとびっくりしたのは、奥歯の噛む力がかなり強かったことです。
歯のない歯茎部分でアムアムされるのはちっとも痛くはなく、何とも妙な感覚です。てんてんの必死の甘え方をしみじみ味わっていたら、急に奥歯でぎゅぅっと噛まれて飛び上がりそうになりました。
本犬は甘噛みのつもりでしょうが、何せ初めてのことなので自分でも加減がわからなかったのでしょう。
こんなに強く噛めるのならば、フードをふやかす必要はまだないはずです。
今ある歯を少しでも長持ちさせるため、また「噛む楽しみ」のため、フードは固いまま与えることにしました。
ただ、歯のない部分からフードがこぼれてしまうので、フードと一緒に水をいれてあげると上手く食べることが出来ます。


他にも小さな変化や成長はたくさんあります。
出来なくなったこと、悪い癖がついた、疾患が表れた、などというようなマイナスの変化は一つもありません。


あたちはこう見えて、なかなかすごい女の子なのんよ〜!


ママには、小さくて吹けば飛ぶような(7.3キロになりました♪)儚い乙女に見えるてんてんですが、たくましく、目覚しく、ひたすら前進しています。
てんてんの生命力と前向きな心持ちには本当に感心します。
いえ、感心どころじゃないです。毎日感激しています。
2011年11月28日(月) No.223

てんてん、登る!


無理なのんよぉ・・・






あたち、階段はもうこのくらいでいいのん・・・






もう限界!もう無理!抱っこちてほしいのん・・・





あらっ♪登れちゃったのん。あたちってすごいの〜ん♪






****預かりおばちゃんより****

てんてんのお散歩修行は目覚しい成果を上げています。
舗装された道路なら、ほとんど止まることなくどんどん歩けるようになりました。
車やバイクにもだいぶ慣れて、震えてへたり込むということはなくなりました。
そして、最近は階段を登れるようになりました。
↑の写真ではリードが張っていますが、おばちゃんは引っ張っていません。
上の段で「おいでおいで、頑張れ〜!」と盛り上げているだけです。

15段ほど登るのに3分くらいかかりましたが、自力です。
一段一段「えいやっ!」と勇気を奮って登り
一段一段「ふ〜・・・もうだめ」とくじけつつも、登りきりました!






2011年11月24日(木) No.222

てんてん、逃げる!


うぅ・・・これ、なんなん?すっごく怪ちいのん。




たて笛?食べられるのん?食べられないん?




楽器・・・・ってなんなん?音がするのん?!
お姉ちゃん、ちょっとやってみてん。







ひぇぇぇぇぇ〜





****預かりおばちゃんより****

首を傾げたり、考え込んだり、驚いたり、喜んだり、などなど
新しいことに出会うてんてんの様子が、あまりにもかわいいので
家族全員でいろいろなものを引っ張り出してきて試しています。

臆病な子ではないので、刺激的ではあるけれど怖がってはいません。
新しいものを後手に隠して「てんてーん、いいものがあるよぉ」と呼べば
何度でもやって来て、興味津々でクンクンしてくれます。
そして自分なりに解釈して、楽しいもの、美味しいもの、どうでもいいもの
そしていやなもの(ブラシや綿棒など)と分類して取り込んでいるようです。

↑のたて笛には3分も立たないうちにすぐに慣れて
ピーヒャラ鳴っていても全く気にしていませんでした。
カテゴリーは「どうでもいいもの」だったらしいです。



2011年11月21日(月) No.221

てんてん、跳ぶ?


あらよっとぉ!



ふぅ。ちょっと失敗なのん。
でもあきらめずに何度でもチャレンジするのん。
あたちはメゲナイてんこたんだからね♪

頑張れば出来る!あたちがそれを証明するのん。

ほらね・・・



ソファに登れるようになったのんよ!
身軽とは言えないけど、あたちはもうオデブじゃないのん。

ソファの上はフカフカして気持ちいいし
目線が高くなるとちょっといい気分なのーん♪




***預かりおばちゃんより***

最近てんてんは一日のうち23時間半くらいはフリーにしています。
おばちゃんがアイロンをかける時や揚げ物をする時
それからワンコ用トイレを片付ける時などだけサークルに入っていますが
それ以外の時は好きな所で好きなようにしています。 

おばちゃんが家事などでウロウロしている時はほとんどずっとついて回っています。
ついて回るというより、常におばちゃんの正面に立って見つめあいたいようで
前に回って後ろ歩きでくっついて回っています。
しかし、特に後ろ歩きが得意という訳ではないので
よくお尻をいろんなところにぶつけていますが
全く気にせず、楽しそうに後ろ歩きをしています。

おばちゃんが止まると、大抵は先住犬・小のハウスにもぐり込んで
丸くなって寝ています。小さなハウスがすっかり気に入ったようです。
先住犬はてんてんに遠慮して、最近はハウスに入らないようになりましたが
これは秋冬に小型犬を預かるといつも見られることです。

そして最近、ソファでもくつろぐようになりました。
遊びの途中や、おばちゃんが既に座っている時などには
勢いのままジャンプしてすんなりとソファに登れるのですが
「さて、ソファに登ってみようかしらん」と改めて(?)思うと
勢いが出ず、なかなかすんなり登れません。

その登れない様子がね、またまたかわいいんですよ!
前脚をソファにかけて、後ろ足をジタバタしているてんてんのかわいいこと!!
だからあえて手を貸さず、こっそり眺めて萌えてます。

しかしお散歩もするようになったので、だんだん筋肉もついてきて
そのうちすぐにピョンと飛び乗れるようになるでしょう。


ところで、ワンコはみんなソファの端っこが好きです。
先住犬に全く興味がなく、特に先住犬・小など眼中にないてんてんは
自由に振る舞い、端っこをとった気分でいるようですが・・・




先住犬・小、潰されてます。
大らかてんこたんは、そんなことはちっとも気にしてません。



2011年11月17日(木) No.220

ニャンコさん見学


お外へGO?!


お・・・おばちゃん・・・あたち、無理やのん・・・




あたちもう帰りたいのん・・・




ほんと無理なのんよぉ・・・




絶対無理!!





****預かりおばちゃんより****

元気になり、ワクチン接種も済んだので、てんてんはお外に出られるようになりました。
名札を確認し、ビニールを持って、リードをつけて、いざ!お散歩へGO・・・


とはいきません。

まず玄関ドアを開けただけで、へたり込みます。
しょうがないので抱っこして外に出ます。
すでにガタガタ震えて、両手でおばちゃんにしがみつき、どんどん上に登ってきます。
ほとんどおばちゃんの肩の上に乗っかる感じで、すぐ近くの公園まで行きます。
公園で地面に降ろすと、またへたり込みます。
そのままじーっと、じーーーーーーーっとしています。
キョロキョロもクンクンもしません。
自分から動くことは全くありません。
リードを引っ張ってもビクともしません。


外の世界を知らないのでしょう。何もかも怖いようです。
生まれたてのパピーのようですが、パピーほど柔軟ではない大人の女・てんてんが
外の世界に慣れるまでは、ちょっと時間がかかりそうです。

しかしワンコにとって、お散歩は何よりの楽しみですから
てんてんにもぜひとも大きな楽しみと喜びを知ってもらいたいです。
てんてんのペースに合わせて、少しずつ慣れさせていこうと思います。


ところで、てんてんは寒がりなのでお洋服を着せているのですが
抱っこして歩いていると、よく「わ!犬なんですね?」と言われます。
人間の赤ちゃんに見えるようです。
おばちゃんも調子に乗って、ユラユラ揺らしたり、お尻をトントン叩きながら
「いい子でちゅねぇ」なんて言って、赤ちゃんムードをむんむん漂わせて楽しんでいます。





こちらにも、てんてんがいます!
2011年11月02日(水) No.218