お泊りWANKO  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

だるまさんが転んだ?


僕、前はお姉ちゃん(人間15歳)がリビングにいる間は、ずっとケージに閉じこもっていたんだけど・・・




最近はケージから出て、お姉ちゃんを監視することにしたんだよ。
お姉ちゃんが向こうを見ている隙に、ちょっとずつ・・・




ジリジリと進むんだ。
お姉ちゃんがこっちを見たら、ピタっと動きを止めてそのまま固まっちゃうよ。
おばちゃんは「だるまさん転んだ、をしてるみたいだね」って笑ってる。

お姉ちゃんは僕と仲良くなりたいんだって。だから時々・・・




僕におやつをくれようとするんだけど、手から直接食べるのはちょっとまだ無理かも。
でもポーンと投げてくれれば、もちろん食べるよ。

さらに最近の僕は・・・




お姉ちゃんの横をすり抜けて、お水を飲みに行ったり、おばちゃんのところに行けるようにもなったんだ。
僕、強いんだぜ!



****預かりおばちゃんより****

梅吉くんがわが家に来て早3ヵ月。
徐々に預かり宅の娘にも慣れてきました。
いや、慣れてきたというより、なんだか「怯えるのに飽きた、疲れた」という風に見えます。
娘の方は完全に「気を遣うのに飽きた」ようで、最近は梅吉くんが怯えても、小さく唸っていても、全く気にしていません。

梅吉くんはひたすら逃げ回ることはやめて、娘を見張ることにしたようです。
娘の動きを凝視し、その動きに合わせて押したり退いたり。
時々接近しすぎて、泡を食って逃げていることもあります。
普段ポーカーフェイスの梅吉くんの「ギョッとした顔」はなかなかの見ものですし、
そうして押したり退いたりしている様子は・・・楽しそうに見えなくもありません。
自分で決めた鬼ごっこルールの中で楽しく遊んでいるような。。。

多分、梅吉くんはもう「この人は危ない人ではない」とわかっているはず。
娘に対する攻撃的な気配は皆無ですし、戸外まででも何が何でも逃げ切るというような心配もなくなりましたから
「まぁ、のんびり好きなようにやってくれたまえ」というのがおばちゃんの心境です。
2014年06月03日(火) No.389