お泊りWANKO  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

ぬいちゃんとブリちゃん


先日、またまたペロの保護犬no.351のブリちゃんが2泊3日でお泊りにきました。
今回はおばちゃんがわたしに気をつかってくれたようで
わたしが困るようなことはありませんでした。
困るどころか、わたしはブリちゃんとけっこう楽しくやりました♪




初めはわたしとブリちゃんの間にお姉ちゃん(人間14歳)を挟んで
というか、わたしはお姉ちゃんを盾にしながら
遠慮気味にちょこちょこやりあっていたのですが
そのうちだんだん盛り上がってきて・・・




お姉ちゃん抜きで、やりあうようになりました。





やりあうと言っても、「やるか?!」「やるわよ!!」という確認&GO!のポーズの後
お互いに左右に跳んだり、ぐるっと回ったり、ついでにお姉ちゃんに体当たりしたりする感じで
取っ組み合ったり、パンチしあったりという直接的触れあいはありませんでした。
おばちゃんは横で見ていて「いったいいつになったらやるのよ?」とヤキモキしていたようですが
わたしにとってはこれでも十分「やっている」んです。

ある程度やったら・・・




わたしはペタンと座って、一時休戦をお知らせします。
ブリちゃんもちゃんと心得ていて、休憩します。

ちなみにこの遊びは乱暴者姉ちゃん(ラブラドール)と怒りん坊兄ちゃん(Mシュナ)が留守の間にしかできません。
お姉ちゃんとお兄ちゃんがいると、騒ぎが大きくなりすぎてわたしは腰が引けてしまいます。
わたしはブリちゃんとするホンワカホワホワした遊びがとても気に入りました。
またブリちゃんと遊びたいです。



****預かりおばちゃんより****

前回のブリちゃんお泊り時の反省を踏まえ、今回はぬいちゃんの顔色をよく見ていることにしました。
またブリちゃんにはリードをつけっぱなしにして
ぬいちゃんが少しでも困っていそうだったら、すぐにリードを引くようにしていました。
ブリちゃんも物珍しさがなくなれば、そんなにしつこくすることはなくなりました。

すると、ぬいちゃんの方からもブリちゃんに興味を示し始め
おばちゃんやお姉ちゃん(人間)を盾にしながら、少しずつ歩みより
最終的には上記のように遊ぶまでになりました。
ぬいちゃんの歩み寄り方はなかなか繊細で女の子らしく、これまでぬいちゃんのことを
肝が太い・男っぺぇ・大雑把などと言っていたことをちょっとだけ反省しています。


わが家にいる限り犬同士は仲良くしなくてはいけない、などとはちっとも思っていません。
これまで見たどの犬も、犬よりも人の方が断然大好きでした。
おばちゃんは、人を囲んで喧嘩にならなければ充分だと思っています。

狭い家の中に犬が増えれば増えるほど、犬たちのストレスは大きくなるはずです。
犬同士が正しく気をつかっていなくては、お互いのストレスはどんどん大きくなるばかりです。
ぬいちゃんがどのようなお家にもらわれていくことになるかわかりませんが
もし先住犬がいたとしても、ぬいちゃんはちゃんと他犬を気づかえる子ですし
気をつかいながらも楽しく過ごすことができる子です。

おばちゃんの気遣いの足りなさで大失敗してしまったブリちゃんがまた来てくれて
ぬいちゃんと一緒にきちんとリベンジできて良かった!



2013年09月12日(木) No.332