お泊りWANKO  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

後ろ歩きはくれぐれも気を付けて!


****預かりおばちゃんより****

善吉くんが「まだお家に帰りたくない〜」とグズグズしても、リードをぎゅっと引いて「ツケ」と言ったり
または軽く叱ったりすれば、渋々ながらも斜め後ろ辺りをついて歩きます。
グズグズの時に大きな声や明るい声で励ますと、鬱憤を晴らすような
変なテンションになってしまうことがあり、結局叱らなくてはいけないことも。
せっかく楽しかったお散歩なのに、最後につまらなくなってしまうのが
おばちゃんはどうにも嫌で、何とかならないものか?といろいろ試してみた結果・・・



一番効果的なのが、後ろ歩き!
後ろ向きになって、善吉くんの顔を見ながら歩くのです。



歩行者や車には十分気をつけなくてはいけませんし、
ご近所さんに「変な人」と思われることを覚悟しないといけませんが・・・



善吉くんは嬉しそうですし、おばちゃんにとってもこれがけっこう楽しいのです。
さらに普段使わない筋肉を動かすことになるようで、しばらくは筋肉痛に悩まされましたが
多分、おばちゃんのどこかのぜい肉がきゅっとしまっているはず(願望)。

グズグズになった時に、少しだけ後ろ向きで歩いて気分を変えてあげれば・・・



家に向かってホイホイ歩き始めます。


・・・以上、1年で最も寒い時期、つまり善吉くんのお散歩シーズン真っ盛りの様子をお伝えしました。
日記にするために、観察して分析して研究している(?!)かのように書きましたが
おそらくどの飼い主さんも、ワンちゃんにあったお散歩スタイルを試行錯誤して楽しんでおられることと思います。

現在、おばちゃんと善吉くんのコンビで歩くスタイルはこのような感じですが
コンビが変わり、場所が変われば、スタイルもいろいろ変化してくることでしょう。
ちなみに、預かりおじちゃんと善吉くんのコンビでは、
リードをタラーンとさせて、ただひたすらダラダラ歩くだけ。
崖を登ったり、公園でクンクンタイムを設けたり、後ろ歩きしたりすることがなくても
お散歩から帰ってきた善吉くんは、スッキリ晴れ晴れ明るいお顔をしています。
またおじちゃんと一緒の時に、およそのワンちゃんにナーバスになることはないようです。
善吉くんに「おじちゃんを守らなくちゃ」という意識がないということだけでなく
おじちゃんがナーバスの対極(=無神経)の人であることも、その大きな理由だと思います。


2016年02月09日(火) No.538

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