お泊りWANKO  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

男・善吉!


****預かりおばちゃんより****

保護当時の善吉くんは警戒心が強く、人の近くで手足を投げ出して寝ることはありませんでした。
体を伸ばして寝ていても、人が近づくとムクっと起き上がるので、
ゆっくり眠らせてあげるために、家族は夜になると善吉くんを遠巻きにして動くようにしていました。
手足や顔、耳やしっぽなどは最初から好きなように触らせてくれましたが
お腹や内股辺りを触られるのは嫌がって逃げましたし、自らお腹を見せることはあり得ませんでした。

それが今では・・・




お腹を優しくモミモミするとうっとりした顔をして、う〜っすらと後ろ足を上げます。
「もっとやってくれ」という感じです。
相変わらず自らお腹を見せることはありませんが、以前よりも抵抗感はぐんと減りました。

そしてそのまま・・・



内股を撫でても、起き上がったり逃げたりすることはありませんが・・・




パチッと目を開けて「そこはダメでしょ?」というような顔をします。
無視して撫で続けても逃げはしませんが、ちょっと緊張しているのがわかります。

ひげや足裏の毛を切る、爪切りをする(少し血が出ちゃった時もあった…)のはへっちゃらですし
耳掃除、肛門腺絞りなども嫌がってモゾモゾ逃げますが、緊張する感じはありません。

お腹辺りを見せたり触られるのは、男・善吉の沽券に係わる!という感じなのかもしれません。
「僕よ、常に犬らしく男らしくあれ!」という感じなのかも?
おばちゃんは普段の甘えん坊な善吉くんを知っているので、笑っちゃいますけどね。

いずれにしろ、何をしてもおばちゃんに対して歯を出して攻撃的になるようなことはありません。

ところで、後ろに見えているソファ。
善吉くんがせっせと破壊し続けて、そろそろ寿命が尽きそうです。。。

2015年06月22日(月) No.487

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