お泊りWANKO  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

僕の問題


僕、みんなのことが大好きなんだよ。

一緒にいると遊んだり、くっついたり、お散歩したり
いっぱい楽しいことがあるのも知ってるよ。

でもね、時々「人間って怖い」と思う事もあるんだ。

そうすると・・・、おしっこが出ちゃうんだ。
そのことで叱ったりしないでね。
それは自分でもどうにもならないんだ。




*****預かりおばちゃんより***

室内トイレはばっちりマスターしている三太くんですが
たまにおもらしをしてしまいます。
嬉しい時に出ちゃうのが「うれ・ション」で
怖い時に出ちゃうのが「ビビリ・ション」とすると
三太くんのは「うれビビ・ション」かな?


三太くんは人間の手が上から被さるように降りてくるのが怖いようです。
すぐにお腹を見せて降参する癖からも
もしかすると虐待されていたのかもしれません。

でも基本的には人間が大好き。おばちゃんもおじちゃんも子供も
みんな大好きで、自分から積極的にアピールして飛びつきます。
この時点ですでに嬉しくてちょこっと漏らしていることもあります。

で、無邪気に跳ねる三太くんの様子がかわいらしいので
撫でようと手を降ろすと、今度はジャーっと漏らしてしまうのです。

だから名付けて「うれビビ・ション」。
ちょっとおしっこの栓がゆるめということもあるようです。

また何かの都合で人間が立ったままひょいっと抱き上げようとする時に
怖くて思わず漏らしてしまう事もあるようです。

わが家に来た当初、どういうときにお漏らしをしてしまうのかが
判らずに、かなりジャージャーとさせてしまったのですが
今はほとんど「ビビリション」の方はありません。
三太くんがわが家の人間が怖くないと気づいてくれたことと
人間側も三太くんが何が怖いのかが判ってきたからです。
「うれション」の方は今でもたまにやってます。


お漏らしなど大した問題ではありません。と私は思います。
問題は三太くんの心の中に「人間の手は怖い」という気持ちがある事です。
これから先、三太くんが怖い思いをする事がないように、
そして怖かった事を早く忘れられるようにしていきたいと思います。

何度も言いますが「三太くんは本当にいい子!!」。


こちらにあります。


2009年12月26日(土) No.78

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