お泊りWANKO
[ Perro Dogs Home 預かり日記 ]
成長中
あたち、ようやくわかったんでちゅ。
テーブルと机とたんすの上に乗っちゃいけないってことが。
だからおばちゃんが見てるところではやらないようにしまちゅ。
もし見つかったら、すぐに降りまちゅ。
降りてショボンとした顔でオスワリしまちゅ。
これはあやまってるつもりでちゅ。
え?誰も見てなくてもダメなことはダメって?
う〜〜〜ん、それは無理でちゅよ・・・。
最近話の長いおばちゃん、また何か言うことがあるそうでちゅ。
あたちは長い話は勘弁でちゅ、もう寝まちゅ。
***預かりおばちゃんも成長中***
ロッタちゃんは「家の中で人間と一緒に暮らす」ことについて
全くの白紙状態でした。
だから「見たい」「食べたい」「噛みたい」という欲求に
非常に素直に従っていました。(います、かな?)
子犬にゴチャゴチャ説明したって通用するわけがない
現行犯でガツーンと叱るのが一番効果があるだろうと
考えていました。だからやってほしくないことをした時には
大声で叱ったり、新聞を丸めた棒で床などをバンバン叩いて
「それはいけないことだ」とわからせようとしました。
大抵のワンコは声や音にびっくりして萎縮し、人間の顔を見て
怒っていることを理解していきます。
しかしロッタちゃんの反応は全く違いました。
益々いたずらに拍車がかかったり、おばちゃんに飛び掛ってきたり
という具合で、叱られてショボンなんてことはありませんでした。
「なんちゅう反抗的な態度!」と初めは思いました。
でもね、どうやら反抗とは違うようなのです。
ロッタちゃんは今まで叱られる時にしか人間に
かまってもらえなかったんじゃないかな?
怒声を聞くと、明らかに顔がぱっと輝いて喜んでいるんです。
ロッタちゃんに優しい口調で話しかけるとキョトンとしていました。
比喩でもなんでもなく首を傾げて、ちょっと警戒するようなしぐさも
ありました。そんな風にかまわれたことがなかったのかな?
(それともおばちゃんが気持ち悪かったのかな?)
ロッタちゃんには作戦を変えて、いたずらは徹底的に未然に防ぐように
しました。それでも次から次へと「やらかす」のですが
無言または低く「ダメ」と言いながら取りあげる、片付ける。
そしてしばらく無視するということを続けていました。
効果はあったのか?
あんまりないです(泣)。
でも叱られる→喜ぶの構図はちょっと改善されたように思います。
そして撫でられたり優しく話しかけられることに対しては
「なかなかいいもんでちゅねぇ」と思い始めたようです。
最近はいたずらで咥えているものを「おいで〜、それちょうだい」と
優しく言うと、ほとんど持ってきてくれるようになりました。
これは「忍」に尽きます。
忙しい主婦が「やっとご飯が食べられる〜」と座った途端
ロッタちゃんにお箸が持っていかれる場面を想像してください。
優しく「それは返してね〜」と言えますか?
無理。
今はまだいろいろ勘違いしていることが多いですし
何と言ってもまだまだ赤ちゃんです。
そしておばちゃんは元々しつけの方は苦手っていうか
まぁ、ちょっとアレでソレなので自信がないのですが
ロッタちゃんはとっても頭のいい子です。性格も素直です。
近い将来、必ず立派な家庭犬になります!
絶対。
こちら
でもロッタちゃん大活躍?!
2009年10月09日(金)
No.69
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