cafe MOCHA  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

おこりんぼのこと


ロビが我が家にやってきて数日後の夜のこと

仮パパのおなかの上で気持ち良く眠っていた時
ケージに入るよう促したとたん
ロビはおこりました。

チワワの男の子ですしね
元気いっぱいですしね
慣れるまで安全のこともあり
常に装着していたリードで制御しました。
それで更に
歯をむいて唸りました。

眠かったのでしょう、夜の11時近くでしたから。
急に起こされ
快適な肉布団(仮パパのおなか)から引き離されたので
大いに不満だったと思います。

でもどんなことがあってもそれが小型犬であっても
人に歯をむいてはいけません。
エスカレートすれば歯をあてるつまり噛むことになるからです。
それは人にとっても当の犬にとっても
不幸なことです。

ロビは過去に
威嚇することで要求が通じたことがあったのでしょう。
これから幸せな犬生を歩むためにも
それは決して許されないことで
通じない手段だと知ってもらう必要があります。


まあつらつらと書きましたが
その後どうなったかというと
二度目のリード制御で目が覚めたのかその後は
静かにケージで休むことが出来ました。

真剣に叱ったのに怯まなかったので
これからどうしたものかと思ったのですが
ロビも実はやっぱり相当怖かったようです。

その証拠にその後
今まで以上に仮ママの指示に従うようになりました。
コマンドにはもちろん
庭にいるときに呼びかけたり、部屋で折々にケージインの声をかけると
ささっと従います。
その従順っぷりはcafeMOCHAでもベスト3にはいるほどです。
(先住モカからしてワーストですからレベルは知れてる世界ですけど(苦笑)

仮ママも気を付けるようにしました。
ロビがわがままを言う機会を作らないよう
たとえば夜は早めにケージにいれる
執着しそうな楽しそうなもの(おもちゃとか)は
ロビの自由にはしないこと。
あくまでもリーダーは人間であることを知ってもらうようにしました。

その甲斐あって
その後、おこりんぼはあんまりありません。

一度うっかり
夜遅く仮パパのおなかの上という
同じシチュエーションを作ってしまったのですが
声をかけた時
ロビもあの時を思い出したように
はっとした顔をして大人しくケージに入りました。
もちろん
たくさん褒めましたよ。




元々賢いロビ
今後も関わる人間が一貫した態度を示すことが出来れば
しっかり理解してくれるでしょう(*^^)v
2016年04月24日(日) No.202