cafe MOCHA  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

憎いあンちくしょう♡


映画『憎いあンちくしょう』をご存じでしょうか?
仮ママの年齢がわかるって?
‥一応生まれる前のものではあるんですけどね(笑)

裕次郎さんの映画だったかと思います。
タイトルからも想像できるように
これは本当に憎い訳ではなく愛おしいことですよね。

ピノはまさしく愛おしいギャングです。
我が家に来た当初
「オラオラ〜、やったるで〜」的な言動でした。
常にハイテンション、売られたケンカは必ず買います。
売られてなくても一発触発オーラ全開で
例えば
庭に出すと春を迎えて一気に芽吹いた雑草でさえ狂ったように食んでいました。
(当たり前ですが、その数十分後全部お戻しになりましたが(^^;)

そう予想もしていたので
初めは室内フリーでも常にリード、家族にも
「身勝手な振る舞いはリードで指導すること。
おもちゃで遊んでも最後は必ず人間が取り上げること」
をモットーとして
甘えることといけないことはしないことの区別をしっかりとつけようということになりました。

ただ
ピノはただのオラオラ気質と言う訳ではなく
最初から、リードや『オスワリ』『マテ』のコマンドでちゃんと出来る素晴らしさも持ち合わせていて
おまけに人間の気持ちを読み取ることも出来るので
「いけないんだな」「怒っているな」
と理解すれば止めることが出来ますし
反省しているようにしょんぼりしたりもします。

叱った後
オスワリをさせていたら『オテ』のような仕草をしたのですが
それは、オテではなくまるで
「もう解ったから怒らないでね」と言っているかのような
なだめる様子に感じられました。

もうもう
愛さずにはいられません♡♡

ということで
我が家に来て半月たらずで室内フリーのリードは必要なくなりました。


「ボク、お庭の雑草をみかねて食べてあげたんだもん」
2014年04月08日(火) No.149