cafe MOCHA  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

かわいがられるために。。


ハリーは横浜のセンターで生まれました。

生後3か月まで
一緒に生まれたお姉ちゃん(370cのリロです。お姉ちゃん‥かどうかは解りませんが、
どうもハリーの方が幼いような(笑)共々
お母さんと職員のみなさんの温かな手に育まれてきました。

子犬はもちろん
幼子とのふれあいも久しくなくなった預かり家も
なんだか華やいでいます。


我が家で唯一冷静な対応のブッチー



今までだって
3キロ程度のワンコはたくさんいましたし
お顔がかわいかったり、ハンサムなワンコはたくさんいました。

正直、ハリーはえも言われぬ可愛いお顔‥ということもないし
まして絶世のハンサムでもありません。
寝ている姿はもうもう食べちゃいたいくらいですが
それはどんなワンコだってそうですし
エナジー全開のハリーは
受け止めるだけで下り坂のこちらが消耗してしまうくらいのパワーです。

それでも無条件に顔が緩み
手を差し伸べ、その全てを許容してしまいたくなるほど愛さずにはいられません。
つい最近まで幼子だったはずの子ども達ですら
「なんでこんなにかわいいんだ!?」と大騒ぎ。

『子どもはかわいがられるためにきた』

人も動物も生きるもの全てに当てはまることでしょう。
まだ、ひとり立ちの出来ない幼い子どもは
周囲が手を差し伸べずにはいられないように
その風貌はまあるく愛らしく出来ていると言われているそうです。

本当にその通り。
もちろん
生きとし生けるもの全てに幼かった時代があって
慈しまれ大きくなってきたのです。
その命はどれも尊く大切なもの。

ハリーもしかり
たくさんの愛情を大きな栄養にして幸せな犬生を送りますように〜




2014年07月27日(日) No.157

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