預かりワンコと わん・ツー・ステップ♪  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

坊ちゃまと足ふき


さて、
甘えん坊で、抱っこしてるととってもおとなしい坊ちゃま。
苦手な目薬も、ゴハン前にフードを見せつつやればガマンできる坊ちゃま。
ところが、ここ数日、足ふき大嫌いが進行中。

まぁ、足は犬の弱点ですから、「足ふき大好き」って犬はそうそういないのかもしれませんが・・・。

坊ちゃまはお散歩大好きなくせに、帰宅時を考えると・・・仮ママ、出たくなくなります。
これはモンダイ。

ちょっと前までは、
歯をむいたら「ん?そういうことしていいんだっけ?」と言い聞かせ、
それでも唸ったり噛んだりしたら、ドアノブにリードを固定して玄関に放置。
これを2回くらい繰り返せば、ガマンして拭かせてくれたんですが…。

ここ数日、放置を繰り返しても、まったくダメ。

放置して離れると、「ピー、ピー…クンクン、キュウンキュン」とか切なそうに鳴くクセに、
近付いて雑巾を手にするだけで、たちまち鼻にシワをよせ、雑巾をかんできたり。

う〜ん、
ゴハンのときに、乾いた雑巾にフードを数粒ずつ乗せて食べさせ、
全身を撫でてやるようにして、
「雑巾もいいものなんだよ作戦」
「人の手は怖くないんだよ作戦」
を実行していたものの、散歩帰宅時にはまだ効果なしか…。orz

しばらく放置

そろそろいいかと玄関へ。ドアのほうでプルプルしながらうずくまっているピッピ。ただ呼んでも来ない。

フードを手に呼ぶと、おずおずと近づいてくるので、頭や背中をなでたりはできるのですが、
たとえそぉっとでも、足に触れようとすると「クワーっ!!」

この繰り返しで…orz


単なる「ワガママ」や「人間を舐めている」だったら、大声を出したり、力で押さえつけたりして言うことを聞かせるのですが、
ビビリン坊ちゃまのピッピの場合、「恐怖」がほとんどだと思われます。
なので、大声を出したり、力で押さえつけると逆効果になってしまうようで…。

「我家の玄関」というのももうイヤな場所になっているようなので、キャリーに入れて(ピッピの場合、キャリーの扉を開けて近くに持っていくと勝手に飛び込みます)、
サークルに移動、
しばらくして落ち着いた頃、おやつのバリバリガムやドライフードを与え、食べている隙にささっと拭くようにしてみました。

目薬と同じイメージで
「足ふきもイヤだけど、がまんするとごはんが食べられる♪」
ってなってくれたらいいなぁ・・・。
2010年01月29日(金) No.72

坊ちゃまの目の経過




先日、右目を診てもらいにお医者さんに行ってきました。
診察台に載せたとたん、坊ちゃまの鼓動が早鐘のように打つのが伝わります。
念のためエリザベスカラーも用意。(カミカミモードになったら、これをつけるのです)
でもなんとか豹変せずに診察がおわりました。

先生によると、
よくなってきているが、いまだ要観察。
いま使ってる目薬がなくなったら、1週間くらいそのまま様子を見て、また診察に行きます。
そうしたら染色検査(?)をするそうです。

特に目を気にしてる様子もないし、シバシバしたりこすったりもしないし、日常で支障のあることはなさそうなんだけど。
はやく完治するといいねぇ、坊ちゃま。

左目の目ヤニも気になったので聞いてみたら、
緑色とか黄色とかの異様な色の目ヤニではないかぎり、まぁ正常範囲に毛が生えた程度でしょうとのこと。
これも次回まだ気になるようなら診てもらうようにします。

2010年01月28日(木) No.71

ピッピ坊ちゃまのジャンプ力


ピッピ坊ちゃまと我らの道


ピッピ坊ちゃまは、基本的には人が大好きで、
お散歩で合う初対面の人にも、とても人なつこいです。

でも、パピヨンにはよくあるらしい繊細さと神経質さを持っていて、
おそらく、それらを理解してもらえない人たちに飼われていたのでしょう、
いろいろなことがトラウマとなって、幼少期から身についてしまっているものと思われます。

複数のスタッフの力添えでセンターより出され、
いまは我家に滞在中な訳ですが、
我家に来る前の様子などを聞くと、なんとなくですが、パターンがあるような……。

そのパターンとは……

なんだか人間どうしの関係にも似ているようにも思えて、興味深いです。f(^_^;)



1,フォーリンラブ、もしくは新婚さん期

ピッピ 「わぁい、はじめまして!ぼくピッピです!よろしく!
     やさしい人、大好き大好き!!」スリスリ

人間 「わぁ〜キレイなパピヨンくん!
     しかも人なつこい!かわいい〜!!大好き大好き!」ナデナデ


2,第一ショック期

足拭き、クチ拭き、お尻拭き、目薬などで

ピッピ 「いやだ!こわい!やめて!!」くわ〜〜っ!!ガブ!ダダダっ(ハウスに逃げ込む)

人間 「うわっ!!なにも痛くした訳じゃないのに、歯をむいた、噛まれた…!!」


3,反抗期・積み木くずし期

人間 「こらっ!ご主人様はこちらだ!歯をむくな!パパママの言うことをききなさい!!」

ピッピ 半狂乱、プチパニックになって抵抗、ハウスに逃げる


4,夢破れ、「こんなヒトだと思わなかった……」「アバタはやはりアバタだった…」期

人間 「こんなにガウガウしちゃうんじゃ、どうやってお手入れしたらいいんだよ……
    仕方ない、口輪でも使うか?」

ピッピ「こわいよう、いやだよう〜〜こんなヒトたちだと思わなかったよぅ…… 
    でもゴハンは好き、食べるもん」(ゴハンと散歩以外はほとんどハウスで過ごす)


5,歩み寄り、邂逅期(?) <我家は今このへん

人間 餌やオヤツを見せながら、目薬をこなせるように。
    「くわーっ」と歯を見せたら、「ん?そういうことして良いんだっけ?」と言い聞かせて、かわせることが増える。
    それでも歯をむいたら、しばらく無視、ハウスまたは玄関に放置で対処。

ピッピ 「目薬イヤだけど…ゴハンがもらえるから、ガマンしなきゃ…」
    「足拭かれるのイヤ… あ、でも、ガマンしなきゃいけないんだよね… でもイヤ……」


というわけで、一筋縄ではいかない坊ちゃまですが、
このさき我々との関係がどんな風に進んでいくのか、楽しみです♪






2010年01月15日(金) No.69

ピッピ坊ちゃまのできること


ピッピ坊ちゃまの「まだできないこと」ばかり書いた気がするので、
ここらで「できること」も。

お手、おかわり、フセは、
お外ではまだやらせたことがないけど、室内でやらせた限りでは、ほぼ完璧にマスターしています。
きっときっちり教えられていたのでしょうね。
おやつやごはんの前に一通りやらせているのですが、
食欲旺盛なピッピくん、「お手!」のコマンドに気がはやり、同時に両手をバシバシ出してきたり、先回りしてフセしようとしたり、意外に笑わせてくれます。

「待て」と、「ハウス」は、アイコンタクトを含め勉強中です。
やはり気がせいてしまい、なかなか待てなかったり、ハウスに入ってもすぐに駆けだしてきてしまったり。

はじめは「くわーっ!」が出ていた目薬も、まだ怖いようですが、ごはんやおやつを見せながら「オスワリ!」させてやると、だいぶがまんしてやらせてくれるようになりました。
目は、今月下旬にまたお医者さんに見ていただく予定です。

お散歩にいくとき、毛がなるべく汚れないよう、お洋服を着せますが、お散歩にいけるのが嬉しいようで、よろこんで着てくれます。
ただし、足が細くてデリケートなので、腕を通すときにはそおっと丁寧にやらないと「キャン!!」といいます。

外でもチッコするのですが、なぜか足を上げるときと上げないときがあるので、うっかりダックス用の長い服を着せてしまうと、ぐっしょり濡れてしまうことも(^^;)

なぜダックス用とそれ以外用の服があるのか、わかってきた仮ママでした。


↑はじめてうたたね用布団で寝てくれたとき。目が眠そう〜。
マーキングされると困るので、マナーベルトをしてもらっていました。


2010年01月07日(木) No.68

2010年!


…年の初めはマジメに。
昨年は色々とお世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いします。
ご覧いただいてる皆様とワンコ達の健康とご多幸をお祈り申し上げます。<(_ _)>

さて、遅くなりましたが、ピッピ坊ちゃまのお写真をアップいたします。
これなら、左目の感じもわかるかな??



サークルの中やうしろの壁に、なぜトイレシートがかかっているのかといいますと、
坊ちゃまは男らしく、足上げスタイルで小をなさいますので、その対策として、部屋とサークル全てをシートで囲ってあるんです。

坊ちゃまは、シートのご認識もあるようなのですが、
時として我々を試すのか、部屋のどこかに素早くマーキングをいたします。

匂いを嗅ぐとか、ウロウロするとかの前触れがあれば、シートに連れて行くんですが…
素早いこと素早いこと。
先日などは、テーブルに座っているワタクシの足元にマーキングをいたしました。
仮ママ、ショック。

よく思い浮かべてみると、我々がオヤツを食べたり、夜食を食べたり、食卓でおしゃべりをしていて、
自分は催促しても食べ物がもらえないとき。
そんなときに素早くシャっ!としている確率が高い気も…します。(^^;)

瞬間気づいて「あっ!!」とか「チッコした!」とか声を上げると、急いでサークルに逃げ込み、奥で小さくなりますので、
イケナイコトをしているという認識はあるのか…だったら確信犯!?
それとも、「怒られる!」という怖さのほう!?

う〜ん、
サークルでちゃんとチッコをすることもあるのですが、
そういうときも、掃除しようと覗きこむと奥に小さくなっていますし、
シートを換えようと手を伸ばすと「くわーっ!」と歯をむくこともあるので、
やっぱ、コワイのかも。

かつて、トイレする度に怒られていたのかなぁ…?

そして、歯をむいたり、噛んだりすることで、怖いことや嫌なことを回避してきたのでしょうね。

ま、ゆっくりいこうぜ、坊ちゃま。

2010年01月05日(火) No.66