預かりワンコと わん・ツー・ステップ♪  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

気まぐれピッピのパピヨン風(?)


坊ちゃまのカミカミスイッチですが、
「コワイ」の他にも、「イヤダ」、
さらに「興奮」にもあるのかもしれません。

2月7日お散歩前の、リードをつけようとしたときのガブガブは、
たぶん、お散歩にいきたくて興奮状態になっていたところに触られて、スイッチが入ってしまったのかな?と思います。

さいきん、ピッピくんがおちついているときなどに、なるべくスキンシップをとって、信頼関係を築こうとしてるんですが、
そのナデナデのときも、スイッチが入ってしまうことがあります。
膝に乗せて撫でているときとか、
足元に伏せっているときとか、
自ら近付いてスリスリしてくるときであっても、油断大敵なんです、コレが(^^;)

いつそうなるのか、
一瞬表情が曇ったり、視線をそらしたり、歯をむき出したりするので「来るっ!」とわかることもあるのですが、
膝に乗せて撫でているときなどは気づきにくいですし、
また、それさえもなく、瞬間的にカミカミモード突入の場合もあるので、気が抜けません。スリル満点です。(笑)

しかし、さらに、そんなときの次なる反応が2種類。

1,一目散にハウスに逃げ込む。 
  ・・・これは「ああ、触られるのがいやだったのね」と思う。

2,歯むき出しのグレムリン顔で「キャワワワン!キャワン!」と、甲高い声で鳴きながら、
  かつ、じゃれつくようなポーズで飛び退いたりまた飛びついてきたりを繰り返す。
  ・・・もしかして、じゃれて遊んでるつもりなの???
  それにしちゃ、カオは歯むき出しでコワイし、噛みつき加減も“甘噛み”通り越して本気モード、かなりイタイんですけど。

これがホントに遊んでるつもりなら、
子犬の時に、
「じゃれるときはどうするのか」「どのくらいの力で噛んだらどのくらい痛いのか」を学べる前に
母犬や兄弟犬と早い内に引き離されてしまったのかもしれませんけど。

おもちゃやガムのひっぱりっこなど、あんまりしないんですよね〜。
時々ひとりでそれらにじゃれて遊んでることはありますけど、あんまり長続きしないみたいです。
(直径1センチくらいの、細めのガムは、すぐにバリバリかじってたべちゃいます。)


仮パパは「近付いてきても、相手にしなきゃいいんだよ」などとおっしゃいますけど、
“ワンコにハグハグ・ナデナデ・モフモフ大好き”な仮ママ、
こんな可愛い顔した坊ちゃまに、フサフサシッポをフリフリしながら近寄られて、撫でられずにおられましょうか・・・。


そんなときにガブっとされると、か〜な〜り、こちらの度量が試されます。
いや、耐えられる以上の試練は降ってこないはず!
これは人間としての余裕・度量を試されているのよね・・・!

「あ〜またやっちゃった。
だいたい、コレはパピヨン風に見えるけど、
イヌじゃなくて、モグワイ(ギズモ)なんだから、
ベタベタナデナデするための生物じゃないのだ。
グレムリンに変身してしまうのは仕方のないこと。」
そんなふうに考えたりしてます。

仮パパだって、坊ちゃまにスリスリされて、思わず撫でて、噛みっとされることもあるらしい。
そうそう、温厚な仮パパですが、いちど坊ちゃまに「マーキング」されたことがあり(さすがに怒ってました^^;)、
座椅子でくつろぐとき、うたたねするときなど、かなりスリルを味わっているみたいです〜。

2010年02月14日(日) No.76