預かりワンコと わん・ツー・ステップ♪  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

ローズのお留守番事情


今日はお留守番事情について書きます。

ローズが分離不安なことは前にもちょこっと書きましたが、
普段はとっても良い子なことは、きっとおわかりいただけると思います。

加えてなかなか賢い子のようで、
餌やオヤツをあげるときに「ハウス!」と言って、サークルの中で与えるようにしていたら、
今やオヤツの袋を手に取るだけで、自分からサークルに飛び込むようになりました。

「待て!」も、同じく餌やオヤツの際に、手のひらをビシッと見せつつ言うようにしていたら、
まだ完全ではないものの、一生懸命オスワリしてこちらを見るするようになりました。

人間がゴハンを食べている時も、なぜかオスワリしてじっとこちらを見つめてはいますが(昔はそうやってもらってたのか?)、吠えてねだったりはしません。

なのでいちばんの課題は・・・
やはり分離不安だと思われます。

たとえ「留守番」でなくても、人が隣の部屋にいってしまうと、それだけで淋しい。不安。
ドアが開いていて姿が見えていても、すぐ近くに寄り添えないと淋しい。
ましてやドアのむこうにいってしまうと、もう30秒ほどで鳴き始めてしまいます。

でもまぁ、きっとはじめは不安でも、あとはあきらめて寝ているのだろうな〜と思い、
ある日、外出したふりをして、外からようすを観察してみました。

30分後:鳴いてる。(^_^;)

1時間後:鳴いてる。(-_-;)

2時間後:鳴いてる。(*_*;)

3時間後:鳴いてる。(T_T;)

・・・ずっと、鳴いてるのか orz

しかも!
クンクンキュンキュンに加えて、
わふわふきゃうんきゃうん、という悲鳴のような哀しげな声、
わほ〜〜〜〜ぅ!!きゃううううぅ〜〜ん!!という遠吠え風、
ウォンウォンウォン!!ウォンウォンウォン!!という、いかにもダックス風?な吠え声、等々、

「そういえば、ペットショップや、動物病院や、わんわん動物園なんかに行ったときに、こういうのが聞こえたな〜」と、思わず遠い目をしてしまうような、

ひとりペットショップ、ひとり動物病院とでも呼べそうな、

バリエーション豊かな鳴き声なんですよ奥さん!(<誰?)


んで、帰宅すると、もう嬉しくて嬉しくて、毎回うれしょんまでしちゃうくらいの歓迎っぷりったら。

しばらくは「撫でて攻撃」最大モード。
後ろをついて回って、バリケードをまたぐ私の足がうっかりアッパーカットを食らわせてしまっても全く動じずに着いてきます。(<わざとじゃないのよ、ゴメンネローズ!)こういうところはガマン強いのにね!


でもね、寝るときの甘え鳴きは、徐々に落ち着いてきているんですって奥さん!(<だから誰?)

初日の夜は、サークルの中で、1時間は鳴きっぱなしでした。

サークルは寝室に近い方に移動して、こちらの顔が見えるようにはしましたが、
ここで声をかけてしまうといつまでも寝ないと思い、心を鬼にして寝たふりをしていました。

すると、鳴く時間が小1時間になり、40分程度になり、30分程度になり、10分程度になり・・・
と、日を追って短くなってきているようなので、
こちらはうまくおさまってくれるかも!と期待しています。

う〜〜ん、もしかして、子犬の頃などに、24時間誰かがいっしょにいて、寝るときもず〜〜〜っと甘えられる暮らしだったのかなぁ・・・?

これだけカワイイ甘え上手だと、ひとりにさせるのは忍びなくなりますが、
誰だってこの先、24時間365日一緒にいられるわけではないもんね・・・。

大丈夫!
ゆっくりでいいから、いっしょに克服しようね、ローズ。



「…ここが、いちばんいいんだもん」 (家族の膝の上です)
2009年03月10日(火) No.16