塞翁が犬  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

やっぱりね




ポ子は一日の大半をサークルの中で過ごしています。

扉を開けていて廊下でゴングを与えてもサークルの中に持っていき狭い所で転がしています。

広い所でのびのびと転がせばおやつも出やすいのにと思うおばさんです。

気分転換にと夜は新調したドーム型で昼は歴代預かり犬のお古だけどベットを取り替えます。

そして 留守番時や昼間扉が開いている時のシッコはサークルの中に敷いたシーツにちゃんとします。

それも二枚のうちどちらか一枚にです エライ! 
預かり家思いのポ子さまです。



完全に自分のテリトリーと認識したのかサークルのある廊下ではシッコの失敗はありません。
居間や他の部屋でのシッコはマーキングの意味あいでするようです。

ウンは朝夕の散歩時です なぜだかどちらも二回づつします。
最初の頃ウンをした後の行動から食糞をしていた疑惑がありましたが、それまで実行していなかったので、思い過ごしかなと思っていました。

ところが先月雨が続いて夕方の散歩が短かった時にサークルの中でしてそれを食していました。

一度食すとそれまでの我慢が切れたのか、二度のウンを一度にして帰宅してから二度目をこっそりして食すという行動に出ました。
ポ子は頭がいいのです。

朝の忙しい時、夜中に眠い時に家政婦は見た状態でこっそり見張ります。
三週間ほど続きましたがようやく二度とも散歩で出してくれるようになりました。

食糞は人間からみると仰天ですが犬では珍しくないことです。
やっかいなものを誤飲するよりいいかと思って自分を慰めています。

食べられない花には興味を示さないポ子さまと水仙。




2015年02月24日(火) No.169

できるかな


日記をさぼっている間に今日は春が訪れたような陽気でした。

春は学生と桜が主役の季節ですね。

勉強が嫌いだったおばさんが中学生の時

担任の先生に「ひとつの楽器とひとつの外国語ができると人生が変わる」

と言われて励まされました。

現在のおばさんは

犬笛なら吹けるけど・・

ワンワン語なら、ちょっとだけ理解できるけど・・

と 勉強しなかったことを後悔しています。




ポ子 犬らしい遊びをしません。

ボールを追いかけるとか、他の子と絡んで遊ぶとか、飼い主の指示で一緒に何かをしてお互いに喜ぶとか。

もうお子ちゃまじゃないからとも思っているけど、おばさんとしてはわが身をふり返ってちと寂しい。

ポ子は預かり家にとってはいい子で手を煩わせない子です。

室内フリー時のシッコが完全ではありませんが、「留守番のできない子は排泄のできない子より大変」と思っているおばさんからすればサークルで留守番ができるポ子さまが作る小さな水たまりくらいは許す!




左は12月21日右は今日のポ子 二ヵ月でこんなに変身しました。

あと二ヵ月したらシッコだってちゃんとできるようになるかもね。

2015年02月23日(月) No.168

ポ子って何歳?


ポ子は最近毛がフッサフッサになって洋服がきつくなりました。

体重は保護当時と変わらず3.8から3.6キロのままです。

なので また男の子のお下がり着用です。




仲よしのワイヤーダックスちゃんとポ太、ではなくポ子です。

ポ子は他の子と上手に挨拶ができますが、それはあっさりしたものです。

挨拶が終わったあと「ね、ね一緒に遊ばない?」とはならないのです。

ドックランでもたまに追いかけっこもしますがボールにも興味を示さず、ほとんど地面とお見合いです。

ここでは飼い主を見失う恐れがないとわかって、最近は呼び戻しも効かない時が多くなりました。

ポ子を預かって最初に感じたことは歯がきれい!でした。

募集年齢は5〜6歳となっているが3歳くらいのはず、と確信していました。

5〜6歳になれば犬歯に歯垢があって奥歯には歯石がついている子が多いです。

きちんと歯磨きをしていた子が迷子で収容される可能性はあまり多くないはずだから。

二ヵ月一緒に過ごしてみて、3歳はないかもと思えてきました。

でも5〜6歳以上ではないはずです。

ポ子はおばさんのなかでは歯のきれいな5歳未満くらいの子という位置づけです。




2015年02月10日(火) No.167