塞翁が犬  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

まだ要注意だった




こんばんわ

桜が散り 入学式、入社式も済んで新たな出会いの春がスタートしましたね。

トックにも赤い糸が天から下りてきますように!

トックがうちに来て二ヶ月過ぎました。

散歩をしていると「あら まだ居るの?こんなに可愛いのにね」

って よく言われています。

先住にも唸らなくなり、親しい友達未満近所の知り合い以上という感じの散歩友達もできました。

昨日は知り合いのトイプーママさんが「おいで」って手を出してくれたら、および腰ながらそばに寄っていきましたよ。

トックを預かってみて、自分に忠実なら友達が出来なくてもいいという小型の飼い主さんが多いことに気づかされましたが、やっぱり友達が多い方が人も散歩も楽しいよね。

トックはおばさんの立ち話にも大人しく付き合ってくれます。

今日は農道を満開になった八重桜を見上げながらのんびりと歩いていたら、草むらをクンクンしていたトックが突然飛び退いて走り出しました。

八重桜に気を取られていてリードを持った手に緊張感が無く、リードがするりと離れてしまいました。

本当に『するり』という表現がぴったりの感触でした。

小さくとも走るのは早いです。

おやつを振りかざして「トック トック」と叫びながらドタドタと走ったおばさんの姿を見た人はびっくりしたでしょうね。

幸いに目撃者はいないようでしたが・・

20メートルくらい走っていくと道が二股に分かれる所で伏せをしていました。
私を見るとまた走る態勢になったので「トック おやつだよ」と呼びとめると立ち止まったので、短い脚を開脚状態にしてリードを踏みつけて確保しました。

いやぁ〜 口から心臓が飛び出すんじゃないかと思うくらいドキドキしました。

農道だったから、リードが着いていたからと、幸運が重なって無事だったのでしょうが、肝を冷やしました。

日光浴で庭に出す時もフェンスをすり抜ける危険が予想されるのでこのような状態でした。
そろそろフリーでも大丈夫かなと思っていた矢先でしたが、当分無しだね。

本当に本当に無事で良かった!!



2013年04月10日(水) No.129

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