犬と薔薇の日々  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

大寒


大寒の昨日は春のような陽気でしたが、寒波バリバリの先週、秩父へ三十槌の氷結の滝を観に行って来ました。




氷結度は9分、崖を覆う見事なツララが川面に映って、何とも美しい氷の国でした
空気がピリッと冷え込んで、ボギー君も心なしか凛としてみえます。

コートの薄いボギー君、特にお腹は素肌が見えてまっピンク
なので、一応こんなのも用意しました。




山越えで抜ける途中は30cmほどの積雪
氷点下3度の中、サラサラのパウダースノーでした。
左上に見える雪球(塊)がボギー君を直撃!!

誰が投げたんだか、もう〜

初体験の雪はびっくりだったね。
でも、まったくめげることも無く、


雪の中の獣のにおいを追って
ワシワシ引っ張っていました。




ところで、ボギー君のトイレ事情について

まず、
* 朝の散歩6時半ごろで一回
* お昼ごろ、一回
* 夕方、5時ごろ一回
* 眠る前、10時ごろ一回

の計4回が基本です

8時間ケージで留守番をしたときはおしっこはしていませんでした

我が家の先住犬は”絶対外”派なので、ボギーも一緒に外へ連れて行きます。
マーキングはまったくありません。
足も上げません。
ちょっと伸びをするような感じで、上手に真下にジャーッとしてくれます。

4,5日に一回程度、夕食の後に家の中ですることがあります。
来客などでタイミングが遅くなったときも家の中でしてくれます。
我が家に来てから、ボギーが家の中でおしっこをした場所は2箇所
なので、その一つにトイレシートを置いています。

最初の頃は成功率は五分五分、トイレシートにしても惜しいところで外れることもありました。
ここ2週間ほどはばっちりトイレシートの真ん中でしてくれます
先日、朝方、ウンPがトイレシートにコロンとのっていました
家の中でしたのは初めてですが、ばっちりでした

昼間はフリーですが、夜眠るときはドッグベッドのそばに繋いでいます
先住犬が2階のベッドにやってくるので、フリーにするとボギーも一緒にあがってきます
一緒に寝てもまったく問題はないのだけれど、今は自立して一人寝をしないとね
夜トイレに行った後は、もう寝るね、いう感じでベッドの上に座って繋ぐのを待っています
ほんとにこういうところは素直な子です

でも、実は素直だけじゃないボギー君
この話は次回に


2010年01月21日(木) No.28

一ヶ月




ボギーが我が家へやってきてほぼ一ヶ月がたちました。
預かり君たち、時間がたつにつれて、緊張もほぐれ、だんだんと最初の印象とはちがう姿を見せてくれます。


ボギー君、おとなしい静かな子でした。
足が不自由、という先入観もあって、ちょっとかわいそうな子というイメージがありました。
でも、今はすっかり変わって、陽気で元気なちゃっかりもの、といった感じです。
先住犬に対しても、積極的にウォンウォンと遊びに誘い、激しく絡んでいます。
夜はぐっすり眠って、朝の散歩を済ませ、ご飯を食べた後が、ボギーのゴールデンタイム。
なにか面白いことはないかと、あちこち鼻を突っ込んで探します。
スリッパを片方くわえては投げくわえては投げ、一人遊び。
母の辰さんが破壊されたのも、この時間帯(再び滝涙)
台所の調理台ももれなく点検。これはやめてほしいので、唐辛子をちょっと撒いたりしていますが、効果のほどは・・・
足音もタタタッと軽く、子犬のように走りまわっています。
年齢は推定2才前後となっていますが、もう少し若いのかもしれません。
それとも、遊べなかった(であろう)子犬時代を取り戻しているのかしら。
見ていると、思わず笑ってしまいます。


犬も人間も大好き!!というのは変わりませんね。
散歩であうワンコたちみんなに挨拶がしたくて、クーンクーンといいます。
相手がガルッと来ても、大好き光線を出しているので、むこうも「ありゃ、勝手が違ったな」とおさまってしまいます。
ガウガウの得意な先住犬の散歩に比べると、これは天国ですねぇ。
引っ張りは、まだありますが、散歩で歩く、という感じがすこしわかってきたようで、顔をあげて歩く時間がながくなりました。



身が軽く、椅子の上にも、すぐぴょんと乗ってしまいます。
ちょっとお皿を下げてる間に占領されてしまいました。
苦労して文旦を剥いている父を応援?!
猫のように膝の上にも乗ってきます。
本当に超のつく甘えん坊です。





トイレのことはまた次回に



2010年01月16日(土) No.27

油断!!




ボギー君、天使ではありませんでした・・・

仮母のお気に入りの一刀彫干支人形
辰さんが拉致られ、こんな有様に・・・(滝涙)



もちろん、ちゃんと棚の上にあったのですよ
胴長のボギー君、必然的に、立つと結構背が高くなるのです

この干支人形、実は2年前にも被害にあいました
お正月明けに我が家に初めてトライアルにやってきたモモ姐さん
お留守番の手持ち無沙汰に一人をボリボリやってしまったんです
その時の猪さん、作家さんに送ったら
「これはどうしようもありませんな〜」と呆れられ
見本に残してあったものと代えてもらいました
はぁ〜、またやられました、といわなくっちゃいけないの〜
つらいです〜

ちょっと空気を読んだボギー君
おっさん顔ですが、なかみはお子ちゃまです



わたしは知らないわよ〜とモモ姐さん
昔のことは忘れたわ〜



そう、ボギーといえば、俺たちは天使じゃないってね

2010年01月07日(木) No.26

ボギーの運動能力


ボギー君のmoreのところには、こう書かれています。

>フィールドを自由自在に飛び、走る、アクティブな生活をこの子に求めることはできません。

ボギーの写真を見た友人が「この子は走れるの?」と聞きました。
私たちも、預かるにさいして、どの程度運動させていいのか、ということが一番気がかりでした。
歩かせていて足が痛んでいる様子はないか、と気にしながら歩いていました。

しかし、最近、ん、あれっ??という出来事が・・・




おサルのようにソファの背にとまるボギー君
座面のほうから回ったのではありません。
1mほどもある背に床から直接とびのるんです!
それもひょいっと、当たり前のように軽々と・・・
そしてまたポンと飛び降ります。

家の中ではフリーですが、二階には上がらないようにしてます
ベッドの上でうれしそうにピョンピョンとび跳ねるので・・・
で、階段にバリアがあります
ところが、仮母が二階に上がると、このバリアを乗り越えるのです
ガシャガシャと音がして、後はタタタッと軽やかな足音ともに来たよ〜!っとニコニコとやってきます
この高さ、どうやって??






ドッグランでも、跳ぶように、生き生きと走ります
ペロの運動会でドギーダッシュ一位のモモ姐さん
その後を負けじとついて走ります
全身から喜びがあふれるような走り方で、見ているほうもうれしくなります
そして呼び戻しもばっちり!
ボギー!っと呼ぶと大喜びで走ってきます
本当にまっすぐな子です
なにより人と一緒にいるのが大好き
仮母、ソファで一寸休憩、
すると足元にすーっとやってきて、寄り添ってきます
なんだか暖かいね

2010年01月06日(水) No.25

お正月




いつもの公園で初日の出
気持ちよく晴れて冷え込んだ元旦の朝
今年はボギー君に素敵な家族ができますように
すわれ、待て、はずいぶん上手になりました。

ボギーは推定2才、まだ子犬のように天真爛漫なところがあります
ボールの一人遊び、大好き





あらぁ、ボールとられちゃいました〜
モモ姐さんの猫手がちょっといじわるっぽいねぇ

でも、もちろん、姐さんとあぞぶのも大好きです
庭やドッグランでフリーになると、本当にうれしそうに走ります。
なかなか速いし、身軽くいろんなところに飛び乗ります
最初はちょっとハラハラしながら散歩をしていましたが
一緒に暮らしていて、足のハンディを感じることはまったくありません。
この間は、ガニマタを利用して、前足の間で上手にドリブルしていました。
特技だね!

長時間、運動し続けることは、足の負担になるかも知れませんが
普通の生活ではまず大丈夫かとおもわれます。

慣れるにつれて、少しいたずらがでてきました。
スリッパが片方ベッドにあったり、たたんだ洗濯物から靴下が消えたり・・・
お兄さんのブーツのふちもちょこっとかじってしまいました
ラブの子供たち、小太郎やプリンに比べたら、天使のいたずらですけど

我が家に来て2週間あまり、家の中ではフリーにしていますが、
トイレを中でしたのは6回、その内3回はうまくシートにしました。
ただ、シートを意識しているかは、まだちょっとあやしいです
先住犬のように”絶対、外!”派は天候の悪いときなど大変
なんとかうまく家の中でもシートにしてくれるようになってほしいね
でも、もう”小の排泄に無頓着”ということはありません




2010年01月02日(土) No.24