わんこ預り日記  [ Perro Dogs Home 預かり日記 ]

偏食お嬢


モモちゃんは、ドライフードが嫌いです。

何が好きって、ササミが大好き。
サイエンスダイエットのチキン缶は食べないのに、デビフのササミ缶はがっついて食べます。
ビーフジャーキーの食い付きは今イチなのに、ササミジャーキーはむさぼるように食べます。

あとね、ご飯が好きです。
白米も玄米も、食い付きいい。

うちは、犬のフードはドライ派。
当然モモちゃんにも、ドライフードあげました。
あまりにも食べないので、病気かと心配になった。

ええ、ある意味、病気ですわね。
贅沢病という名の。

食べなきゃ食べないで、いいです。
2,3日食べなくたって、餓死しない。
犬の好き嫌いは、許さん。
私は、そのくらいの気合いだった。

ところがここで、甘やかしおばあ(私の母親)登場。

知らない所に来ただけでも、可哀想なのに。
ご飯までマズいんじゃ、何も楽しみが無いじゃない。
可哀想よおぉぉ。

モモちゃんの一番の不幸は、捨てられた事だわよ。
てゆーか、あなた、子供の好き嫌いは「我がまま」と言い切って、絶対許さなかったじゃないですか。

そんなこんなで、最初の10日くらいは、母親がせっせと手作りフードあげてました。
と言っても、ご飯にササミ缶を混ぜるだけですが。

「大した手間じゃないのよ。人間だってご飯食べるし」と、やたらと「簡単、手間無し」を強調する。

モモちゃんも母親もハッピーなら、それでいいっかあ。
しばらくは、見て見ぬ振りしてました。

でもでも、やっぱりそれじゃ駄目。
再度、心を鬼にして、ドライだけにしています。
まあまあちょっと、食べるようになりました。

 

モモンガモモちゃんの独り言。

偏食じゃなくて、美食と言って欲しいワン。
何でも好き嫌いなく食べると、お転婆小娘犬みたいにムチムチパンパンになっちゃうワン。

うん。確かに、丸顔だわね。
2009年04月30日(木) No.35

車に乗るのが上手です


モモちゃんと、お転婆小娘犬。
2匹連れて、ちょっと遠くの公園まで、車で出かけました。

 

モモちゃんは、車に乗るのが上手です。

車酔いしない。
鳴かない、騒がない、暴れない。

うちは後部座席が、犬の定位置。
以前は、助手席の人が抱っこして、助手席に乗せる事もあった。

とある交通事故のニュースを見て以来、きっぱり止めた。

とある交通事故とは。
助手席に乗せた犬に気を取られて、通学中の小学生の列に車が突っ込んだ悲惨な事故。
数人が重軽傷負って、1人は亡くなった。

それ以来、怖くなっちゃってさ。
犬が前の座席に来る事自体、禁止にした。
移動中は、後部座席から降りても駄目。

モモちゃんも、最初は降りちゃった。
何度か叱ったら、降りなくなった。

2匹で狭い後部座席で、大人しく乗っていられます。



モモちゃんだけ乗せて出かけた事は、ないんだけど。
多分、大丈夫じゃないかな。



モモンガモモちゃんの独り言。

後ろに青い大根が2本あるワン。

むっ、失礼な。
そうね、モモちゃんは、足細いもんねぇ。
おかきくらいの太さしかない。
2009年04月28日(火) No.34

預りとしての希望


モモちゃんは、とっても甘ったれ。
3度(2度だけど)のご飯より、抱っこが好き。
抱っこさえしてれば、とっても大人しくて良い子です。



子供と犬は、ちょっと苦手。
トイレあやふやなのに、ケージが苦手。

子供さんと先住犬がいなくて、お留守番の少ないご家庭希望。
そう言いたいとこですが、話はそう単純ではない。

子供も犬もお留守番も苦手な犬って、人間の子供に例えると。

お友達とも兄弟とも、仲良く出来ない。
そのくせ寂しがりやで、1人でいられない。
みたいなもんじゃないですか。

子供のうちは、いいけどさ。
そのまま成長して、一番困るのは、当の本人なんだよね。

モモちゃんが老い先短い老犬なら、「苦手克服しなくていいから、とにかく安穏と生活できる環境最優先」を望みます。

でも、モモちゃんは、まだ若い。
性質(性格ではない)もいいので、どんな環境でも適応できる能力もある。
子供も犬も大好き。お留守番平気。
そういう犬になれる可能性が、充分あるのよね。

今の性格優先で、楽に生きられる道を選ぶか。
可能性を広げられる道を選ぶか。

どっちが本当に、モモちゃんの幸せの為になるのか。
夫婦で話し合ったけど、結論は出なかった。

   

モモンガモモちゃんの独り言。

小さくても元気いっぱい走るワン。



超小型犬は、散歩いらないと思ってた。
そんな甘いもんじゃなかったわ、ゼーゼー。
2009年04月27日(月) No.33

トイレはあやふや


できるっちゃー、できる。
できないっちゃー、できない。

曖昧、あやふやです。
一応ペットシーツでする習慣は、あるみたい。

来て数日は、ケージに入れてました。
半分に新聞紙とペットシーツ敷いて、トイレゾーンにしてたら、ちゃんとトイレゾーンで排泄してた。

うちに来て、今日で丁度15日。
その間、トイレの失敗は5回。
確率的には、3日に1回失敗してる事になる。

これって多いのか少ないのか、分かりません。
トイレ付きのケージに入れておけば大丈夫な事だけは、確かです。

しかしてモモちゃんは、ケージが大嫌い。
閉じ込めると、ギャン鳴きする。

最初の日はギャン鳴きしたのに、次の日から1週間くらいは、静かになった。
猫被ってたんだか、慣れない場所で緊張してたのか。

1週間過ぎた頃から、ケージに入れると、出してコールが凄い。
面倒なので、フリーにしてます。
粗相しても量少ないし、臭くないし。

ケージが苦手なのに、トイレが適当。
なんなの、この矛盾。

多分、犬専用ルームがあるような、部屋数の多いお屋敷で飼われてたんじゃないかなぁ。



モモンガモモちゃんの独り言。

自由が好きだワン。
トイレは気が向けば、ちゃんとやるワン。

それじゃ困るのよ。
2009年04月25日(土) No.32

もっと可愛いのです


予め、言い訳。

家の日当りが悪い。
携帯カメラにフラッシュ付いてない。
撮り方下手。

三重苦のせいで、写真が呪われたように陰気になります。
モモちゃんの可愛らしさが、全く伝わってない。
写真の200%増しは、可愛いんです。

脳内で可愛さアップ補正して見て頂けますよう、お願い申し上げます。



右後ろに背後霊のように写ってる、白い物体。
先住犬の、お転婆小娘犬です。

去年の秋、某動物愛護団体から引き取りました。
只今、生後8ヶ月。

このお転婆小娘犬、モモちゃんが大好き。
一方のモモちゃんは、お転婆小娘犬がプチ嫌い。

お転婆小娘犬は、しつこくしつこく、モモちゃんにちょっかい出します。
モモちゃん、ガウガウ怒る。
それでも、喧嘩や噛み合いにはなりません。

嫌よ嫌よも好きのうち、と言えなくもない感じで、2匹でじゃれ合います。
モモちゃんが、お転婆小娘犬を追い払おうとしてるようにも、見えるが。

じゃれ合ってるんだよな、多分。
うん、そういうことにしておこう。

多頭飼いでも、大丈夫そうな感じです。
2009年04月24日(金) No.31

甘ったれたれたれまくり


ども、預りおかあです。
掟破りで、いきなりモモちゃんの悪いとこをぶっちゃけちゃいます。

メガ甘ったれ。
もうね、「たれぱんだ」ならぬ「甘たれチワワ」。
甘ったれたれたれまくり。

どんだけ甘やかしたら、こんな素晴らしい甘ったれが出来上がるのやら。

子犬の可愛さに負けて、甘やかし放題甘やかして育てる。
成犬になって、手がつけられなくなって捨てる。
そういう飼い主、バッカじゃねー。
そう思ってた。

でもでも、ちょっとだけ。ほんのちょっとだけ。
消費税5%分くらいだけ、気持ち分かった。

元飼い主は、可愛さに負けて、しつけを怠ったに違いない。
遺憾ながら我が家も、そうなりつつあります。

だってだって、叱ろうとすると、ゴロンと横たわってお腹見せて「撫でて撫でて」ポーズするのです。



夫も私も、これが出ると腰砕け。
あひゃひゃひゃ、モモちゃん撫でて欲しいの。
なでなで〜。

ハッ、違ーう。撫でてる場合じゃない。
ここは、叱るシーンでしょ。

私と夫が叱らないと、叱る人がいないのよね。

父親と母親は、犬が粗相しようが物壊そうが、平気の平左。
叱りも怒りもしない。
「あらあら」「まあまあ」くらいしか言わない。

弟は、「おいらは叔父サン。可愛がるの専門。しつけはノータッチ」というスタンス。

夫は仕事が超絶に忙しいので、実質しつけは、私の責任ですわね。

里親さんが、モモちゃんの甘ったれに手こずらされたら。
95%は、元飼い主の責任。5%は、私の責任。

だからもう最初に、U字工事風に謝っちゃう。
ごめんねごめんねー。



モモンガモモちゃんの独り言。

ここんちの人達、ちょろいですワン。
可愛過ぎるのって、罪だワン。

ムカー、ムカつく。
けど、可愛いから許す。
て、それがいけないんだわよねぇ。
2009年04月23日(木) No.30

モモです、よろしく




はじめまして。
モモンガのモモです。
じゃなくて、チワワのモモです。

名前は、こんなグダグダな流れで決まりました。

私 「チワちゃんの名前、募集中」
夫 「くぅーちゃん」
私 「却下」
弟 「イチロー」
私 「女の子だってば」
弟 「じゃあ、徹子」
私 「なんで?」
弟 「黒いから。
   黒柳徹子で、徹子」
私 「却下」
母 「ミニチュアダックスって
   こんなだったかしら?」



私 「チワワだってば」
母 「前と一緒で
   シューちゃんでいいじゃない」
私 「だーかーらー、女の子だってば。
   碌な案が出ないので
   明日もう一度、皆で考えます」

ところが、次の日。
母親がチワちゃんに、茹でた鶏のササミあげてました。
「モモちゃん、モモちゃん」と呼びかけながら。

私 「モモちゃんて、何?」
母 「顔が、モモンガに似てるから」



母 「暫定的な名前よ」

暫定的も一時的も何も。
こういうのって、先に呼んだ者勝ちじゃないですか。
しかも思いっきり、餌付けしながら呼んでるし。

もういいよ、モモちゃんで。

しかして、モモちゃんがうちに来て、早10日余り。
「モモちゃん」と呼ぶのは、私だけ。

父親と弟は「モモンガ」、夫は「モモ侍」と呼んでます。
母親に至っては、「豆太」「豆ちゃん」と呼んでます。

何、豆太って?
確かに、豆みたいだけどさ。



モモンガモモちゃんの独り言。

ここんちの人達、アバウト過ぎるワン。
早く新しいカッコいい名前が、欲しいワン。

モモちゃんの性格や生活は、これから追々書いていきます。

取り敢えず、一言だけ。
滅茶苦茶、人なつこいです。
2009年04月22日(水) No.29