とはいえ、対比の強いものだったらなんでも怖がるのではなく、目新しくて予期していない視覚刺激だけを怖がる。(略)目新しさが問題なのだ。動物はほうっておくと、たとえ目新しいものが怖くても、かならず自分でそれを調べる。(注)太字は原文では傍点
動物で手こずっているときは、かならず、動物が見ているものを見て、動物が体験していることを体験してみてください、と私はいつもいっている。動物を混乱させるものは山ほどある。におい、日課の変更、初めて体験するものなど、すべて検討するのだ。(略)犬や猫や馬や牛がなにを見てわずらわされているのか、自分に問いかけるのを忘れてはならない。(注)太字は原文では傍点